韓国発!ワイルドさを前面に押し出した、異色の男性アイドルグループ
デビュー以降、スター街道を爆走!
2008年に韓国で華麗に登場し、またたく間に話題をさらっていったアイドルグループ「2PM(ツーピーエム)」。
その翌年には、早くも『Mnet アジアミュージックアウォーズ』にて、最高賞と呼ばれる『Artist of the year』を受賞し、一気にその人気が爆発しました!
満を持して日本へ
人気スターとしての勢いに乗って、彼らは遂に日本へと上陸。
2010年に両国国技館にて開催されたデビューライブでは、なんと2万5000人ものファンを動員し、新天地でも熱狂の渦を巻き起こしました。
さらに2011年には天海祐希が主演を務めたテレビドラマ「BOSS」に本人役で出演し、大きな話題を呼びました。
際立つグループの個性
そんな彼らのトレードマークは、鍛え上げられた男らしい肉体と雄々しいパフォーマンス。
近年では爽やかで愛らしいといった草食系男子が人気ですよね。
しかしそんな従来のアイドルイメージとは一線を画し、肉体美や圧倒的なダンス技術でファンを魅了する2PMは、その野性的なイメージから「猛獣アイドル・野獣アイドル」の異名でも親しまれています。
現在はメンバーの兵役の関係でグループとしての活動は休止しているものの、俳優業という新たなステージで各々が頭角を現すなど、これからの活動にも注目が高まるアイドルグループです。
ライブの定番!挑発的パーティーソング「ミダレテミナ」
8枚目のシングルとして2014年9月にリリースした「ミダレテミナ」は、メンバーのJun. K(ジュンケイ)が作詞・作曲を担当した楽曲。
韓国語版のタイトルは「GO CRAZY!(미친거 아니야?)」
4枚目のアルバムである『GO CRAZY!』のリードトラックとして収録されています。
全体的にノリが良く、ディスコを思い浮かべるような明るく軽快な曲調。
そこにパンチのあるストレートな歌詞が乗ることによって、無意識に抑えている欲望をさらけ出すといったセンセーショナルな一面を併せ持つ、解放感あふれる内容に仕上がっています。
繰り返しのサビがとてもキャッチーで、覚えやすさも抜群。
小難しいことは忘れて、とりあえず盛り上がりたい!そんな風に思わせてくれる楽曲です。
フルアルバム『2PM OF 2PM』にも収録
「ミダレテミナ」は2015年4月に発売された4枚目フルアルバム『2PM OF 2PM』にも収録されています。
「Sexy Ladies」「365」「Burning Love」など、メンバー自身が制作に携わった楽曲を中心に全13曲を収録。
アーティスト性とエンターテイメント性。その二つの要素を追求した2PMならではの音楽を楽しめる内容となっています。
気になる日本語版と韓国語版の歌詞の違いは?
先ほどご紹介した通り、この楽曲には日本語版の「ミダレテミナ」と韓国語版の「GO CRAZY!」の2種類が存在します。
では、それぞれの楽曲の歌詞にはどういった違いがあるのか、紐解いていきたいと思います。
まず韓国語訳に関しては、こちらのMVをご覧ください!
次に日本語版をご紹介しつつ、比較していきますよ。
ちょっとおかしいんじゃない?
気がつけばFriday Night
鳴り止まぬ電話 眠れない Twelve Midnight
出典: ミダレテミナ/作詞:Jun. K・Shoko Fujibayashi 作曲:Jun. K・Danny Majic・Glen Choi(djnure)・Fingazz・Dustin Tavella
この日本語部分、韓国語版はそのものズバリ「狂ったんじゃないの?」となっています。
日本語版のほうが「ちょっと」があるので柔らかく聞こえますが、かえって気になってしまう方もいそうです。
また、主人公の僕が人気者であることの表現の仕方に違いがありますね。