出会い・別れ
繰り返すってことが わかってきたんだ
でも笑顔でね また会おうと言ってみよう
ココロから、ね!
出典: Brightest Melody/作詞:畑亜貴 作曲:光増ハジメ(FirstCall)
9人はこの後に待つ別れを見据えています。
ちなみにこの歌詞を歌い上げるのは3年生。
卒業というイベントを控えて、最も寂しさを感じていることでしょう。
時間は待ってくれません。
初めてメンバーと出会った日から、長い歳月が経過しました。
出会いがあれば別れもあり。
月日の流れと共に、別の道を歩まなければいけないこともあるのです。
それはメンバーも重々承知していることでしょう。
今まで長く一緒にいたメンバーと別れるのは、とても悲しいことです。
しかし同曲にはあまりネガティブな言葉は登場しません。
寂しい気持ちを押し殺して、彼女たちは笑顔で歌い上げます。
また会えることを心の底から信じて。
輝く未来
再び始まる「なにか」
キラキラひかる夢が 僕らの胸のなかで輝いてた
熱く大きな”キラキラ”
さあ明日に向けて また始めたい
とびっきりの何か? 何かを!
それは…何だろうね!? 楽しみなんだ
出典: Brightest Melody/作詞:畑亜貴 作曲:光増ハジメ(FirstCall)
同曲は悲しいだけの別れでは終わりません。
彼女たちはこれからの未来へと目を向けます。
寂しいのは一時だけ。
これからはもっともっと、楽しいことが待っているでしょう。
9人での活動も、胸をときめかせてやってきました。
輝かしい目標があるからこそ、頑張れるのです。
アイドルとして最高ともいえる経験を積んだ彼女たち。
これからの未来にも期待せずにはいられません。
場所は違えど、志はきっと全員が同じです。
9人での活動が可能性を広げた
だいじにね したいんだ
みんな汗かいて がんばった日々を
(いっぱい練習したね!)
やればできる できるんだと
描いたミライ それが今になった
出典: Brightest Melody/作詞:畑亜貴 作曲:光増ハジメ(FirstCall)
彼女たちがそう思えるのには理由があります。
きっとそれは、9人での活動が充実していたからでしょう。
9人で泣き、笑い、成功してきたからこそ未来を考えられるのです。
アイドルとして上り詰めるのは容易なことではありません。
しかしいつでもひたむきに頑張ることで、彼女たちは結束を深めてきました。
そう、9人での活動がそれぞれの可能性を広げたのです。
それぞれが最初は1人の少女でした。
しかし今ではアイドルとして、大きな羽をはばたかせています。
グループとしても成長し、個人でも彼女たちは大きく成長したのです。
それを分かっているからこそ、まだまだ未来に期待を持てるのでしょう。
それぞれの道
一緒に過ごした時間は宝物
別れ・出会い
どちらが最初なのか わからないままだよ
でも気にしない また会えるね そう思うよ
ココロから、ね!
出典: Brightest Melody/作詞:畑亜貴 作曲:光増ハジメ(FirstCall)
劇中では、各自がラブライブの会場へ現地集合で集まります。
会場に近づくにつれて、徐々に集合していくメンバーたち。
その間、メンバーの回想や思い出のカットが流れていきます。
そして1年生、2年生と集まって、向かいの道路には3年生組が…。
3年生組は過去に一度、スクールアイドルを挫折した過去を持ちます。
しかし今では1、2年生に後押しされながらAqoursをけん引しているのです。
この映画で卒業する3年生組にとって、特に同曲は思い出深いものといえるでしょう。
サラサラ流れる風 僕らを誘ってるの?
向かってみよう 立ちどまらない方がいいね
もう行かなくちゃってさ
キモチがせつない そのせつなさを抱きしめ
いっしょに Brightest Melody
輝いていたいんだ このまま進もう
出典: Brightest Melody/作詞:畑亜貴 作曲:光増ハジメ(FirstCall)
そして、東京ドーム前の歩道橋の上で9人全員が集結。
ファンにとっても胸が熱くなる1カットです。
彼女たちはそれぞれの想いを胸に、歩みを進めます。
走馬灯のように流れていく記憶。
この公演が終わればAqoursも終幕になることは彼女たちも分かっています。
それは彼女たちにとって何ともいえない喪失感でしょう。
しかしステージへの歩を止めるものは誰もいません。
これは歌詞からも分かります。
思い出という大事な宝物があるからこそ、彼女たちは強くいられるのでしょう。