まねきケチャ【ありよりのあり】歌詞を徹底解説！ギャル語が意味不明？この曲を聴いたら謎が解けます！

まねきケチャは2015年に結成されたアイドルグループです。

インディーズからスタートし、2017年には念願のメジャーデビューを果たしています。

結成時は6人のメンバーがいましたが、現在2人脱退し、4人体制となっています。

今回紹介する『ありよりのあり』は2018年9月に発売された曲。

日本武道館でのライブの先行公開という形で公開されました。

この曲はタイトルが非常にユニークです。

「ありよりのあり」。

さて、皆さん、このタイトルの意味をご存知でしょうか？

このタイトルの意味は、言い換えると「ありの方向で」という意味。

比較的新しい言葉だと思います。

ものごとを「あり」と「なし」で判断する場合に用いられるこの言葉。

バリエーションはこれを含めて4つあります。

「ありよりのあり」、「なしよりのあり」、「ありよりのなし」、「なしよりのなし」。

左から順番に、プラス評価、マイナス評価になります。

例を挙げます。

ある女の子が一人の男の子に恋をしました。

彼女はそのことを友達に言います。

友達は「男の子」に関して、様々な客観的な評価をします。

そのなかで、今回紹介する「ありよりのあり」という言葉を用いたとします。

友達いわく「彼はありよりのありだよ」、と彼女に言うでしょう。

この言葉を聞いた方は少し分かりづらいかと思いますが、友達は彼に最も良い評価を付けたのです。

その他の3つは、肯定的とは言いかねます。

「ありよりのなし」は、一見「あり」そうですが、実は「なし」。

「なしよりのあり」はその反対で一見「なし」そうですが、実は「あり」。

しかし、これは肯定しているとは言い難い表現ですね。

「なしよりのなし」は、まったく評価されない、といった意味になります。

この言葉は新語ですが、ものごとをはっきり「はい」と「いいえ」で分けるのではなく、曖昧に分けています。

そのことによって、友達と円滑にコミュニケーションが取れるのでしょう。

「白黒」ハッキリさせるより、多少オブラートに包んだ言い方が好まれるのですね。

さて、ここからは『ありよりのあり』を聴いてみましょう！

動画サイト「YouTube」にて、この曲のMVがアップされています。

下に引用するので、一度ご覧になってください。

いかがでしたでしょうか？

この曲のMVは、メンバーが女子高生に扮し、学園ドラマを繰り広げています。

冒頭で、誰かの手を引っ張りながら駆けている女性がまねきケチャのリーダー、中川美優(なかがわ みゆう)さん。

中川さんに引っ張られているのは、2018年9月に惜しくも卒業した藤川千愛(ふじかわちあい)さん。

0:19秒(以下、秒は省きます)、物憂げな表情で授業を聞いているのが、センターの松下玲緒菜(まつした れおな)さん。

0:26で徐々にアップで映し出されるメガネ姿の女の子は、深瀬美桜(ふかせ みお)さん。

0:41で上半身アップで映し出されるのが、宮内凛(みやうち りん)さん。

先ほど学園ドラマと言いましたが、特に「演技」めいたシーンは見当たりません。

また、男性がほとんど登場しないのも、このMVの特色です。

メンバーそれぞれ、学生時代を思い出しながら、楽しかった出来事を演じています。

1:33に映し出される深瀬さん。

メガネを外し、アップになっています。

そのあと制服の上着を脱ぎ、何をするのかと思いきや、倒立前転！

かなり運動神経が良いですね。

2:07で宮内さんが、キャンバスに絵の具をぶちまけるところも見どころです。

曲調は、軽快なロック・チューン。

元気いっぱいな彼女たちらしい一曲ですね。

笑顔を絶やさないメンバーたちから元気がもらえるナンバーです。