失恋のつらさ
人生で失恋は避けては通れない、と言っても過言ではないでしょう。
ちょっとした片思いから、長いお付き合いの終わりまで、その形は様々です。
失恋は生きている間に何度も繰り返されます。
失った恋が自分にとって大きい恋、初めての形態であった場合、その失恋は忘れられないものになることも。
Noaの歌声は、悲しい心にぴったり寄り添い一緒に泣いてくれます。
今回ご紹介する「アカシ」で、大切な恋を失った切なさを共有していきましょう。
始まりは
友達のトモダチだった あのときの二人はいつか
惹かれ合い求め合い恋に落ちた
ケイタイ見張るように 返事のメール待つアタシ
いつの間にかハマってた 君に
毎日楽しすぎて 約束もたくさんして
君がいてくれたから 笑えた
出典: アカシ/作詞:Noa 作曲:headphone-Bulldog
今は終わってしまった恋。
その恋の始まりはどんなものだったのでしょうか。
楽しくて
友達の友達として、たまたま出会ったその人と妙に気が合うことがあります。
気づけば中間の友達を飛び越え仲良しになることもあるでしょう。
同性、異性に関係なく相性の良い人との出会いはそんなものです。
最初は、気の合う友人が気が付けば気になる人に。
そんな風にして二人の関係が進んでいったことが想像できます。
メールのやり取りがいつしか日常になり、彼からのメールを待って携帯電話が手放せない日が続く。
気が付けば、彼のことで頭がいっぱいになっていったのでしょう。
恋の始まりはいつも楽しく、そしてちょっと苦しいのです。
スケジュールには
恋が始まるとスケジュールは恋の予定でいっぱいになります。
スケジュールが増えるほど幸せも増えていくでしょう。
充実してる?と聞かれたら、何の迷いもなく「YES」と答えられるような幸せな日々。
それが恋の始まりの時です。
だんだんと
逢えないのは切なすぎて
キミの腕の中 求めて
苦しすぎる胸 抱えて 涙した日もあった
愛されている”アカシ”欲しくて
不機嫌にみせていたって
言葉にならないくらいに 君をただ愛してる
出典: アカシ/作詞:Noa 作曲:headphone-Bulldog
二人の恋は初期を過ぎ、中盤に向かっているようです。
最初のふわふわした感覚からどんな風に恋は成熟していくのでしょうか。
恋の中盤
恋の始まりには、相手が返事をしてくれるだけで幸せです。
小さな約束を交わしただけで飛び上がるほど嬉しく、それが積み重なり二人の関係はやがて成熟期に向かいます。
恋が進むと、人はなぜか欲張りになっていくものです。
思うように相手の気持ちが聞けないとつい不機嫌になることもあります。
それも、これも全てはやっぱり彼を愛しているが故のことなのです。
どうすれば
こんなに好きで、もっと好きになって欲しくて、ずっと一緒にいたくてという気持ちが募っていきます。
私が彼を好きなほど、彼も私を好きなのかな?と、心は不安でいっぱいです。
ちょっとした、相手の行動に一喜一憂することもあるでしょう。
どこまでいっても他人の気持ちなど100%わかるはずなどありません。
わかるはずのない恋人の心を探り、一人で落ち込んだ主人公は恋のループの中でもんもんとしているようです。