三月のパンタシア【101】歌詞の意味を考察！晴れない世界でも走れる理由と咲いた花の色の意味に迫る

自分の発した声に混じった、これまでにない「成長の証」。

小さな小さな変化であったそれを、これからどんどんと膨らませていく必要があります。

途方もない道のりに思えても、主人公が再び足を止めることはありません。

その確固たる決意は、自分は確かに「未来に近づいている」という事実を知ることができたおかげです。

今日という1日は、何の変化もないような「ありきたりな1日」のように見えていました。

しかし今は、その1日が眩しく、輝きに満ちたものに感じられます。

晴れ渡るような心を持った主人公にとって、未来はそう遠いものではなくなりました。

深雪にとっての「平和」そして「自由」も、すぐそこまで来ているといえます。

無謀ともいえる夢を抱えて、ついにここまできた主人公。

夢を描く多くの人が、道半ばにして諦めたり、戦線離脱したりしてしまうもの。

しかし主人公は自分の心に課せられた「壁」を乗り越え、希望を手に入れました。

たとえ太陽が出ていなくても、たとえこれから行く先で嵐が吹き荒れていようとも……。

そこに一縷の望みがあれば、進み続けることができます。

「大丈夫、自分はちゃんと成長できている」

その事実と自信さえあれば、どんな状況でも前を向くことができるのです。

その姿はまさに、凛と咲き誇る青い花のようでした。

数々のアーティストとコラボし、それぞれ違った楽曲を生み出している三月のパンタシア。

バンド名の由来になっている「三月」は、別れと出会いが混在する季節。

そんな季節に秘かな恋心を抱える主人公を歌った「青春なんていらないわ」にも注目です。

澄み渡るような歌声が紡ぎ出す、淡い恋心に思わずキュンとさせられますよ。

三月のパンタシアの楽曲は、ここではお伝えしきれないほど魅力的なものばかり。

こちらの記事ではおすすめの曲をTOP10方式でご紹介しています。

ラブソングはもちろん、自身を見つめなおしたくなる曲までさまざま。

つい全部聴きたくなってしまうような中毒性のある曲ばかりです。

ボカロPとしても話題のじんとコラボした「101」は、前へと進む力強さを感じる楽曲でした。

ふと息詰まった時、未来についてもう一度考えたい時、この楽曲と共に素敵な一時を過ごしてみませんか？

最後までご覧いただき、ありがとうございました。