透明感のある声に注目
Every Little Thingのボーカル、持田香織さんの声を聴かれて皆さんどう思われますか?
広い音域と、透き通るような透明感のある声が本当に魅力だと思います。
最近と、昔とでは歌のジャンルも少し変化し、その歌い方や声質にも変化を感じますが、いつの時代も愛されるEvery Little Thingです。
今回皆様にご紹介する『For the moment』は、初期の頃のEvery Little Thingです。
ボーカル持田香織さんの声にも注目しながら、この曲の魅力を徹底解明していきます。
『For the moment』ってどんな曲?
『For the moment』はEvery Little Thingの4枚目のシングルです。
カラオケでも人気の曲で、Every Little Thingの初期の頃を代表する曲と言っても過言ではありません。
PVをご覧頂きたいのですが、見つからなかった為、CMバージョンと実際にEvery Little Thingがライブで歌っている映像をアップしましので、ご覧ください。
今の持田香織さんと、90年代の持田香織さん。
いかがでしたか??
90年代の音楽といった感じですね。
この頃は、avexの一人勝ちといった時代でしたが、この曲はその色が色濃く表れているように感じます。
お聞きいただいてもお分かり頂けるかと思いますが、ボーカルの持田香織さんの歌声は、本当に透明感があって、まるで楽器でも奏でているかのように、滑らかですよね。
決して他の誰も真似できない、持田香織さんならではの『声』ですよね。
今から約20年前ですので、最近の持田香織さんとはまた違った魅力をご覧頂けたことと思います。
今はどちらかと言えば、ナチュラルでふんわりとした柔らかいイメージが強いかと思いますが、この頃の持田香織さんは、時代を象徴するようなファッションに身を纏い、ナチュラルというよりは華美なイメージかと思います。
どちらの持田香織さんも、本当に魅力的で私は大好きです。
歌詞の意味を考えてみよう
1番の歌詞
タクシーのヘッドライトが
眩しくて瞳を閉じた
頬に流れ落ちる涙
街が滲んでいた
友達から聞いたあなたの噂話
信じたくないけど…
これほどに相手を好きになること
今までなかったから
潤してほしい この熱い身体
ずっと抱きしめていて
出典: For the moment/作詞:五十嵐充 作曲:五十嵐充
こちらは1番の歌詞です。
この歌詞から推察されることは、恐らく彼の浮気か何かを疑って、不安に思いながら(涙を浮かべて)街をさまよっているという状況なのでしょう。
信じたくないけど・・・。疑心暗鬼になっている様子がうまく表現されています。
そういった、不安に思う気持ちはつきまとうのだけど、これほどまでに人を好きになったことはないから、どうか安心できるように抱きしめてほしいと、彼の存在を欲しているのでしょう。
ストレートな歌詞で、恋する女性なら、この曲の主人公の気持ちはよく分かるのではないでしょうか。
2番の歌詞
今 誰かのそばにいるの?
なんて変な想像して
不安だけが駆けめぐるよ
かなり嫉妬してる
鍵もかけず家を飛び出した
靴の音 心に鳴り響く…
止まらない汗ばむ手を拭って
走り伝えたいよ!
これからもずっと見守っていてね
瞬間を刻み込みたい
出典: For the moment/作詞:五十嵐充 作曲:五十嵐充
続いて、2番の歌詞を見ていきたいと思います。
こちらの歌詞も、不安な想いに支配され、嫉妬したり、悶々とする気持ちが表れています。
感情的になって、家を飛び出して走っている様子が描かれていますが、そんな中で改めて彼への気持ちに気がつくのでしょう。