ナナヲアカリ【ダダダダ天使】共感満載の歌詞を解説♪やんないんじゃない、できないんだ!に激しく同意!の画像

ねえ足りないの
もっともっとあなたに
気にしてほしい
だけど注目されすぎたら
ビビるディスコミュ系

出典: ダダダダ天使/作詞:ナユタン星人 作曲:ナユタン星人

かまってちゃんな要素も併せ持っているようですね。

「ディスコミュ」とは「コミュニケーション不全」という意味。

つまりコミュニケーションによる意思疎通が難しいということ。

いざ期待どおりに自分を直視されたとき…持ち前の「コミュ障」が発揮されてしまうのでしょう。

可愛らしくて甘えん坊だけど、実はあがり症。

そんな飾らない人柄がうかがえます。

ドヤ顔は強がり?

天使のリングの点滅は
きれかけてるけど
見方を変えればこれも
アイデンティティさ
なんて強がりさ本当は
曖昧な愛の感情も
あなたと探したいの

出典: ダダダダ天使/作詞:ナユタン星人 作曲:ナユタン星人

天使の象徴ともいえるリング。

蛍光灯のようにきれかけてしまっているようです。

MVでも無残に点滅していますね…。

これは「欠点がある自分」の比喩なのでしょう。

「見解を変えればそんな自分も個性のひとつ。」

そう力強く肯定してみせます。

ところがすぐに「強がり」と本音をポロリ。

この「満たされない感覚」も誰かと一緒に克服していきたいといっているのでしょう。

一緒に歩みたい「あなた」とは誰の事でしょう?

家族、友人、恋人、ファン…、色々想像ができますね。

「愛」をちょうだい

ねえ ダメダメダメダメなあたしを(もっと!)愛してね(YES!)
大概の衝動に無気力な(エンジェル!)天使ですが(ハイ!)

ドキドキドキドキをあげるよ(もっと!)あなたには(YES!)
ちゃんと見ていてくれるなら(エンジェル!)やるよ多分(ハイ!)

ダダダダ ダメ天使は ダダダダ ダメですか?
だけどもあたしはいいか? やんないじゃない、できないんだ!(ドヤ!)

出典: ダダダダ天使/作詞:ナユタン星人 作曲:ナユタン星人

キャッチーで愛くるしいサビに入りましたね!

やる気がでなくて、だらけてしまっているダメダメな自分。

「こんな私だけど好きになってね。そして、愛してね。」

「私もあなたに『ドキドキ』をお返しするから……そのうちね!」

そんな、開き直った「愛してアピール」が容赦なく炸裂します。

でも確かに、取り繕った「いい子ちゃん」な自分を愛されても、虚しい気持ちが湧いてしまうかもしれません。

だって頑張っていないと愛されないとなると、結構辛く感じませんか?

欠点だらけでも愛してもらえたら、それは深い信頼関係な気がします。

とはいえ、ダメダメなのをここまで開き直るのは潔すぎますね(笑)

でも可愛いから許してしまいそう。

そして、最後のキメ台詞「できないんだ」をドヤりました。

開き直りの根本にある心情

好きなことしか頑張れない

テストで良い点とりたーい
でも頭がちっとも追いつかなーい
日曜日だって早起きしたい
深夜のネトゲがやめられない
(ない!)

出典: ダダダダ天使/作詞:ナユタン星人 作曲:ナユタン星人

いい成績がとれると誰しも嬉しいですね。

そのためには「勉強」という努力が必要。

怠惰で満たされた頭はなかなか勉強へと没頭することができません。

でもこれも、共感する人は多い感情な気がします。

結果は欲しいけど「勉強」って忍耐力が必要。

そして、土日になると夜更かしして寝坊してしまうという歌詞にも共感。

深夜ってなんであんなにも楽しいのでしょう?

一人黙々とゲームに集中するのは最高ですね。

しかも、そういう時ほど頭が冴えてきて、普段以上に素晴らしいプレーができます。

勉強は無理なのにゲームでは才能を発揮する。

そんな意味合いを、このフレーズでは対比して表現しているのだと思います。

好きでこうなったんじゃない

やる気がないとかそんなんじゃないんだ
やる気があってもできない仕様だ
しょうがないなって許してよ
エンジェルリングを頬張りながら
こんなあたしに誰がしたんだ
てかこんなあたしにあたしがしたのか
しょーがないなって許してよ
エンジェルリングを頬張りながら

出典: ダダダダ天使/作詞:ナユタン星人 作曲:ナユタン星人

先ほどのフレーズでは勉強をサボってゲームに勤しんでいるとも読み取れました。

「なんでそのエネルギーを勉強に向けないんだ!?」と言われてしまいそうですね。

実際言われたことのある人も多いのではないでしょうか?

はい、筆者もその部類です。

でも、勉強をサボってゲームをするのに、大抵「悪意」はありません。

なんでか分からないけど、好きなことしか没頭できない。

このサビではそんな自分の状態を説明しています。

自分でもどうしてこうなったか分からない。

どうしても「模範的」といわれる行動から逸れてしまう。

それを無理に変えようとするのは、なぜかすごく嫌。

「だから許してよ?」

ここまでは共感できたのですが、最後の行を見てみてください。

お菓子をかじりながら弁解していたようです(笑)

なんてマイペースなのでしょう(笑)

だんだんと胸の内が明らかに

垣間見える「弱い」部分