第7位

ワンルーム・ディスコ

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第7位は2009年3月にリリースされた楽曲「ワンルーム・ディスコ」です。

出会いと別れの季節でもある"春"をテーマにしたもので、新生活への想いが込められています。

しかし歌詞を深読みしていくと、実はちょっぴり悲しいエピソードが隠れているのです。

なんだってすくなめ
半分の生活
だけど荷物はおもい
気分はかるい

出典: ワンルーム・ディスコ/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

"半分"ということは、パートナーとの別れを意味しています。

今まで2人分だったものが1人分になる…つまり今までの半分です。

ここでの新生活とは、パートナーと別れた自分の新たなスタートということなります。

新しい所に行くのは少し不安だけど、ワクワクした気持ちもあるような気分です。

これから新たな一歩を踏み出そうとしている方には共感できる部分が多いのではないでしょうか。

失恋に対しての悲しさよりも、それを吹き飛ばそうという未来に対しての希望が表されています。

Perfume楽曲において、「明るい未来」というのは1つのキーワードといえるのではないでしょうか。

第6位

Spending all my time

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第6位は2012年8月にリリースされた楽曲「Spending all my time」です。

Perfumeとしては珍しく、英語詞がメインの楽曲になっています。

超能力をモチーフにした機械的な振り付けも話題を呼びました。

PVダンスにも注目してみてください。

淡々としたメロディーと無機質っぽい雰囲気がいつものPerfumeと一味違います。

ハイヒールを履いて、激しい振り付けをピシッと踊る姿はそこにはありません。

どちらかといえば静的な振り付けですが、指先の細かい動きはとても素晴らしいです。

あまりテレビで歌われることはない楽曲ですが、圧巻のパフォーマンスは是非ライブで見るのがおすすめですよ!

Spending all my time...
(このまま離さないで all my time)
Spending all my time...
(いつもキミを想うよ all my time) all my time

出典: Spending all my time/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

何度も繰り返される「Spending all my time」というフレーズが楽曲にミニマルな印象を与えています。

そしてその中で浮かび上がるかのように歌われる日本語の歌詞

それは彼女たちの本当の気持ちが心に直接語りかけてくるかのように感じられます。

英詞を大々的に取り入れることで、Perfumeのアーティストとしてのクオリティの高さを世界に見せつけた1曲です。

第5位

無限未来

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第5位は2018年3月にリリースされた楽曲「無限未来」です。

映画『ちはやふる -結び-』主題歌にも起用されました。

ゆったりとしたサウンドはまるで無限の可能性を秘めているように感じます。

PVでは、大自然の中で黒い衣装を着た3人がのびやかに踊っている姿が印象的です。

ゆっくりでも確実に時間は経ち、それとともに成長もしていきます。

未来の可能性に限界は無く、行動すればはるか遠いところまで行けるのです。

目標に少しずつ近づき、どんどん力が湧いてくる様子がこの楽曲から伝わってきました。

この楽曲でも、彼女たちは未来について歌っています。

この一貫した「未来」に対しての視線は彼女たちの楽曲や表現が先進性を伴っていることとも関係があるのでしょう。

彼女たち自身が私たちに見せてくれた新しい可能性の形。

それが「無限未来」という楽曲に説得力をもたらしているのです。