それぞれに好き放題遊び始める

降り続く雨の中…

部屋にある楽器をいじったり、互いのレインコートで遊んだり。

4人は思い思いの行動を取っています。

気のおけない関係、穏やかな空気、時間

こういうのっていいですね。

イエローとブルーは互いの服を引っ張り遊んでいます。

レッドはヘッドフォンをあててPCをいじります。

グレーはギターをいじります。

(もしかしたらレッドとグレーは音合わせをしているのかも?)

仲間の興味がゲームから、徐々に音楽に移っていく…。

最初4人が手にしていたものはゲームコントローラー

その対象が楽器やマイクに変わっていきます

おのおの自分の好きな楽器を見つけて、バンド内の役割を見つけていく過程。

それがうかがえるMVです。

ときどきメンバーの数が足りなくなる

ふらっと誰かが消える

全部で4人のはずのメンバー

ですが、途中でときどき1人だけ姿が見えなくなります

まずイエローの姿が消えます。

次にブルーがいなくなったかと思えば、再びイエローが戻ってくる。

MVではときどきメンバーが3人に減っています。

もしかしたらバンドの結成最中にメンバーが抜けたり欠けたりしたのかも

そうこうしているうちに4人は…。

そろってセッション開始!

楽しげに全力で音を奏でる4人

メンバーがそろったところで、4人全員でセッションし始めます。

イエローは歌、グレーは太鼓、レッドはベース、ブルーはギターです。

降り続く雨の中、4人は楽しそうにおのおのの音を奏でます。

これが「The Floor」の最終形態なのでしょう。

友達のように遊びながら関わり合ってきた4人。

ときにくっついたり離れたりしながら音を究め、「The Floor」としての完成をみました。

仲の良い北海道出身のバンドメンバー。

そんな彼らが1つになることで見えてくるものがあります

それは“四つ葉のクローバー”

1枚1枚の葉の形はまるで…

The Floor【Clover】MVを解説!ずぶ濡れでも幸せ!レインコート姿で楽しそうな理由とはの画像

「The Floor」はまるで四つ葉のクローバー

4枚の葉が寄り添い集まることで幸せのクローバーができあがります。

つまりこの曲は「4人ならではの幸せ」を歌うものなのでしょう。

雨の中の4色のレインコート。

彼らの着るレインコートは、コートというよりもポンチョです。

ポンチョを広げると、クローバーの1枚の葉のような形になります。

各メンバーの色合い(個性)を4枚足して、1つのカラフルなクローバーが誕生

そんな思いでアルバムのジャケットデザインを眺めてみます。

4人が輪になって手繋ぎしているところを上から見た図に見えませんか?

(白=頭、赤=腕)

4人のレインコートの色ともほぼ一致しているアルバムデザイン。

MVと絡めて作られたのだとすれば、非常に凝った演出に思えます。

また、北海道出身のメンバーにとってクローバーはとても身近な植物

クローバーを曲のテーマにしたのもそんな理由からかもしれません。

4カラーのレインコートは誰?

ササキハヤト(Vo, G)
永田涼司(G, Cho)
ミヤシタヨウジ(B, Cho)
コウタロウ(Dr, Cho)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/The_Floor

MVでは映りが遠いため、メンバーが判別しづらいですね。

ですがよく見ると担当の楽器で分かります。

以下、予想です。

・イエローはササキハヤトさん。

・レッドはミヤシタヨウジさん。

・ブルーは永田涼治さん。

・グレーはコウタロウさん。

4人はさまざまな楽器を経て、自分にぴったりの楽器と巡り合ったのでしょう。

ちなみに公式サイトでは、4人の音楽がこう表現されています。