阿部真央さんってどんな人?
阿部 真央(あべ まお、1990年1月24日 - )は、日本のシンガーソングライター。愛称は、あべま。大分県大分市出身。所属レコード会社はポニーキャニオン。所属事務所はヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/阿部真央
十代の若い世代を中心に多くの人の支持を得ている阿部真央さん。
自らの実体験を元にして書いた歌が多く、いろんな人が共感できるリアリティのある歌詞が人気をよんでいます。
自分の気持ちを赤裸々に書いた歌が多いため、巷では「正直すぎてイタイ歌詞もあるけど、でもそれがいい!」といわれることも多いそうです。
「君を想った唄」ってどんな歌?
「君を想った唄」は、阿部真央さんがリリースした「戦いは終わらない」というアルバムの中に収録されている一曲です。
「君を想ったこの唄だって君には重荷かもしれない」というインパクトの大きいフレーズから始まるこの曲。
そして、重たい愛情表現を綴った歌詞が延々と続いていきます。
実はこの歌、阿部真央さんが以前交際していた恋人との喧嘩をキッカケに作られたそうですよ。
暗くて重たい愛情表現が続くのは「彼氏と喧嘩した」という背景があるからなんですね。
でも、曲を作っていく中でだんだんと「ファンに向けた歌」へ変わっていったそうです。
恋人と自分のファン。阿部真央さんにとっては、きっとどちらに対しても同じように大切な存在なのでしょう。
だから、このような強い想いを歌った歌ができたのだと感じます。
「君を想った唄」のMVはどこで見ることができる?
「君を想った唄」のPVは、現段階では制作されていません。
ただし、「阿部真央らいぶNo.4@渋谷公会堂」というライブDVDの中で、この歌を披露している様子を収録したMVを見ることができます。
YouTubeでは、阿部真央さんの公式チャンネルにて「阿部真央らいぶNo.4@渋谷公会堂」のダイジェスト映像を見られます。
ダイジェスト映像を見ていくと、1分32秒あたりで「君を想った唄」を歌っている姿がチラッと登場するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
歌詞の解釈について徹底解説!
「君を想った唄」の歌詞は、パッと見た感じだと、ひたすら暗くて重い愛情を歌った歌のように感じられます。
しかし、歌詞に込められている意味を読み解いていくと「ファンへの熱い気持ち」が綴られていることが分かる歌なんです。
具体的にどのような歌詞が書かれていて、どんな心情が隠されているのか、独自の解釈も織り交ぜながら、解説していきます。
君に必要とされたい僕
僕が生きている意味って?
ただ歌って 求めて泣いて
必要とされてるかって?
君が言ってよ「必要だって」
出典: 君を想った唄/作詞:阿部真央 作曲:阿部真央
「僕」の生きている意味は、歌を歌うことだと言っています。
そして、歌を聴いてくれた人のリアクションや共感を「求めて」、時には泣くこともあって…というアーティストにありがちな葛藤や心情を描いていることが分かりますね。
そして「僕」は「君」から必要とされたいと思っています。
自分の存在が必要とされているのか、自分ではよく分からない。
だからこそ、「君」から必要だと言ってもらいたいんだという、強い気持ちが表れています。
「この唄」を歌って僕は生きていく
絶望と不安を喰らって生きてる僕は この唄で命を刻むんだ
出典: 君を想った唄/作詞:阿部真央 作曲:阿部真央
「絶望と不安」を日々感じながら生きている日々。
辛い気持ちを抱えたり、あらゆることに関して不安を感じたりすることは誰にでも少なからずありますよね。
「僕」もそんなネガティブな気持ちを抱えている人間です。
そして暗い毎日が続く中で、ひたすら歌を歌いながら過ごしています。