【刀剣乱舞/刀剣男士 team三条 with加州清光】歌詞とPVを徹底解説!同名ミュージカルのOP曲の画像

偽りの物語
虚妄の世界

塗り変えられし人の営み
まやかしの都

絵空事 砕くために
研ぎすまされた
無双の剣

出典: 刀剣乱舞/作詞:茅野イサム 作曲:篤志・渡辺光彦

BメロはCD盤にのみ収録されています。劇中では歌われていないパートですね。

このパートは本編のストーリーをなぞらえているように感じます

"絵空事"は、時間遡行軍によって作られようとした正しくない歴史でしょうか?

敵の行動によって、もしかしたら歴史上は悲劇とされている出来事も避けられるかもしれません。

それでも、敵を討ち、歴史が史実通りに流れるようにすること刀剣男士の存在する意味なのです。

どんなに悲惨な結末であっても、それが決められた歴史なら変えてはいけない。

"無双の剣"として、間違った歴史を打ち砕いていくのが彼らなのです。

戦いのその先にあるものとは?

戦いの その果てには
何があるのだろう

俺は この手伸ばす
届かぬものなど
あるものか

出典: 刀剣乱舞/作詞:茅野イサム 作曲:篤志・渡辺光彦

サビ繰り返しの後、間奏を挟んでからCメロパートです。

前半は三日月宗近、後半を加州清光がソロで歌います。

ここまで、戦うことが主命だと歌ってきた刀剣男士

しかしここにきて、"戦いの先"にあるものに目を向けています。

刀だから戦う、主命だから戦う。

だけど、そんな風に戦って一体どうなるというのか?

この問いへの答えはどこにもありません。

その答えこそがこの刀ミュがシリーズを通して描こうとしているものだと、筆者は思います。

間奏こそ観て欲しいフルMV

公式で「刀剣乱舞」のフルMVが公開されています。映像は公演内容をまとめたダイジェスト版です。

見どころのひとつでもある殺陣も十分に楽しめる内容になっていますよ!

本音を白状すると、MVもかっこいいけどやっぱり公演の映像を観て!という気持ちです。

公演で披露する「刀剣乱舞」は、間奏の演出がとにかくかっこいい

1振ずつ殺陣があり、原作の戦闘ボイスのセリフで敵にとどめを刺すのです。

その際、背後にはキャラクタービジュアルとキャラクター名がバンと映し出されます。

この部分を観ると、一気に刀ミュの世界に引き込まれていきます。

まだ観たことがないよ~という方はぜひ映像を入手してその目で確かめてみてください!

「刀剣乱舞」は進化する

【刀剣乱舞/刀剣男士 team三条 with加州清光】歌詞とPVを徹底解説!同名ミュージカルのOP曲の画像

冒頭で、この記事では「阿津賀志山異聞」の「刀剣乱舞」をご紹介します!とお伝えしました。

わざわざ説明したのは、「刀剣乱舞」は作品ごとに歌詞が変わっていくからです。

Aメロの部分、ソロを歌う刀剣男士の特徴が反映された歌詞でしたよね?

ここが、公演によって刀剣男士ごとの歌詞に変わっていくのです。

「刀剣乱舞」という曲は公演ごとに進化していきます。

その変化を追って楽しむのも、「刀剣乱舞」という曲の魅力のひとつなのです。

まとめ

刀ミュは進化の最中

【刀剣乱舞/刀剣男士 team三条 with加州清光】歌詞とPVを徹底解説!同名ミュージカルのOP曲の画像

刀ミュをかじるなら避けては通れない楽曲、それがこの「刀剣乱舞」です。

刀ミュはいまも定期的に新作が上演されています。

つまり、"刀ミュの本丸"で描こうとしている物語は未完なのです。

今回、これまでの公演を踏まえて歌詞について解説してきました。

しかし、今後の公演でその歌詞の真意が大きく変わっていく可能性も残されています。

いまだ完成形でない部分も含め、刀ミュの魅力といえるのかもしれません。

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最後に、刀ミュ関連の記事をご紹介します!

こちらも刀ミュの本丸を理解するうえでのひとつの参考になるかもしれません。

よかったら目を通してみてくださいね♪

刀ミュこと「ミュージカル『刀剣乱舞』」の1作目「阿津賀志山異聞」公演の泣けるバラード曲「キミの詩」。刀剣男士 team三条 with加州清光の2ndシングルとしても話題になったこの曲に込められた刀剣男士たちの思いについて、歌詞とPVから紐解いていきます!