おやすみのブリュレを
もうひとつ今夜は
まどろみをほおばって
夢へと届くように

出典: RECIPE(レシピ)/作詞:山下達郎 作曲:山下達郎

楽しい食事の時間もそろそろ終わりの時を迎えます。

食事の最後にはデザートが付き物。

2人の時間にもやはりデザートがあって、それはどうやら寝る前のキスであるようです。

一度してもらった後にもう一度キスして欲しいとお願いしたのでしょうか。

たとえ料理は冷めても2人の愛は冷める事がないのかも知れませんね。

「今日も幸せだったね」と言いながらベッドに入り、幸せそうな表情を浮かべる2人が想像できます。

こんな日常を繰り返し眠りに落ちて夢を見る。

それこそが彼のレシピ(彼女と2人で過ごす幸せな人生)を完成させるための大切な調理工程なのでしょうね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

全編を通して色々な料理の名前が登場する【RECIPE(レシピ)】の歌詞

けれど、それらはやはり直接的に料理を示す言葉ではなく彼女の素晴らしさを例えるための言葉でした。

そして主人公のレシピの隠し味はほんのちょっとの嫉妬や不安といった、本来であれば恋愛の妨げになってしまいそうなものでしたね。

実際の料理と同じ様に意外性のある隠し味を少々。

一筋縄ではいかないこだわりのレシピであるからこそ、彼女との繋がりもより深いものになっているように感じました。

料理はただ甘いだけではいけませんし、辛いだけでもいけません。

苦いだけなどはもってのほかですね。

しかし、その「~なだけ」の料理に少し違った風味が入るとどうなるでしょうか。

先ほど少し触れた様に炒め物の仕上げにお酢を加えると意外な事にさっぱりとした味わいになります。

この様に恋愛においてもただ何事もなく「幸せなだけ」では少し物足りないのかも知れません。

幸せな日常に嫉妬という名の少々ビターな風味が混ざる…。

そうする事で2人の幸せはより深みのあるこだわりの味になるのです。

美味しいレシピが完成するのが楽しみですね。

最後になりましたが、食に関する他の曲の考察記事リンクを掲載させて頂きます。

よろしければそちらも併せてご覧下さい。

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