PUFFY最大のヒットとなった2ndシングル

『これが私の生きる道』

井上陽水奥田民生によるデビューシングル『アジアの純真』の斬新さで人気を獲得した女性人気デュオPUFFY

そんな彼女たちのセカンドシングル『これが私の生きる道』は、大ヒットしたデビューシングルに続きオリコン3週連続1位を獲得

ミリオンセラーとなったPUFFYの代表曲の一つです。

 

その後1998年に発表された2枚目のオリジナルアルバム『JET CD』に収録され、

アルバムとしてもミリオンセラーを達成!香港や台湾でも発売され、海外にも人気が広がっていきます。

 

『これが私の生きる道/PUFFY』の歌詞に隠されたメッセージとは?!カバーやタイアップ情報はこちら♪の画像

大ヒット曲に隠された遊び心

タイトル名はあの往年の曲がヒント?

『これが私の生きる道/PUFFY』の歌詞に隠されたメッセージとは?!カバーやタイアップ情報はこちら♪の画像

この『これが私の生きる道』というタイトルは、植木等・ハナ肇とクレージーキャッツの4枚目の曲のである

『これが男の生きる道』のパロディで付けられたとのこと。

PUFFYのプロデュースを担当している奥田民生ならではの独特な発想は

あらゆるジャンルから取り入れられていることを感じさせます。

 

また、オリコンのシングルチャートではデビュー曲では達成できなかった初の1位を獲得し、3週連続キープ

これを機に今後発表するシングルは4番目の『渚にまつわるエトセトラ』まで連続1位を達成することになり、

まさにこの曲がその後の人気をさらに大きくする起爆剤になったわけです。

 

ミリオンセラーが続いたPUFFYの曲の中でも最も大きな売り上げを誇り、累計161万枚にも上ります。

最も波に乗っている絶頂の時期だったと言えるでしょう。

 

こんなところにも!?意外な秘密が・・

タイアップ会社も喜ぶ遊び心とは!?

人気絶頂の曲なだけに数多くのタイアップがありました。

中でも大手化粧品メーカーの資生堂のヘアケア製品ブランド『ティセラ(TESSERA)』のイメージソングに選ばれ、

PUFFY自身もCMキャラクターとなって出演しました。

 

CM出演で当時の10代、20代の若者たちへのアピール性も十分!

PUFFYはCMで『ジューシー・ジューシー』という品名にちなんで果実の形をしたシャボンに囲まれながら歌い、

二人の初々しくて弾けるような魅力が光っていました!

 

ところでその『これが私の生きる道』のタイトルの中にある漢字3つを合わせてみると・・『私・生・道(しせいどう)』となり、

タイアップ会社の資生堂と同じ発音になるという、知る人ぞ知る面白いエピソードもあったようです。

高校野球の行進曲やテーマ曲にも

さらに、この曲は1997年の春に開催された選抜高等学校野球大会の入場行進曲としても選ばれたり、

映画『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェルス』(2015)の主題歌にも選ばれました。

 

NHKの『百歳バンザイ!』にも使われましたよね!

番組のオープニングを軽快に開いてくれました。

 

TVアニメでも使用され、『ReLIFE』の第5話(2016)エンディングテーマや

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』169話と、『あたしンち』第4話では、キャラクターたちが歌ったり、替え歌にする様子が

放送され、アニメキャラクターたちにも大人気!?のようです。

 

『これが私の生きる道/PUFFY』の歌詞に隠されたメッセージとは?!カバーやタイアップ情報はこちら♪の画像

歌詞のメッセージ

まずは『これが私の生きる道』の歌詞を見てみましょう。

近ごろ私たちは いい感じ
悪いわね ありがとね これからも よろしくね
もぎたての果実の いいところ
そういう事にしておけば これから先も イイ感じ

もしも誰かが 不安だったら 助けてあげられなくはない
うまくいっても ダメになっても それがあなたの生きる道

もえてる私達は いい感じ
生きている あかしだね 世の中が すこし見えたね。
もぎたての果実の いいところ
そういう事にしておきな 角度変えれば またイイ感じ

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=59419

若干上から目線!?っと言った感じも受けますが、

当時のアイドルたちの曲とは違ったテイストで、PUFFYらしいインパクトを持ち、

彼女たちならではの魅力が詰まった歌詞になっています。

 

これは奥田民生がPUFFYがデビュー当時からアイドルのように短い期間で

消えてしまうことを避けようと、指導する時も責任を持って教えた影響もあるのでは。

各自の個人としてのボーカル力よりも、二人の声が合わさって発揮されるボイスに魅力を感じた奥田は

ビブラートなしで二人でまっすぐ歌える歌を指導したとのこと。

この曲でも出だしの部分からPUFFYの魅力が発揮されています。

奥田民生の歌の世界