楽曲について
どんな楽曲?
「重力シンパシー」はAKB48の派生グループ・チームサプライズによって歌われた楽曲です。
パチンコ機である「CRぱちんこAKB48」と連動した「重力シンパシー公演」の第一段として発表されました。
公演の詳細はこちらを参照ください。
重力シンパシー公演
2012年版のチームサプライズの公演。書き下ろしされた全12曲が、毎週1曲ずつ解禁され、シングルカット。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/CRぱちんこAKB48
チームサプライズとは
渡辺麻友、宮澤佐江、大島優子、島崎遥香、篠田麻里子、高城亜樹、前田敦子、北原里英、松井玲奈、峯岸みなみ、指原莉乃、横山由依、小嶋陽菜、板野友美、柏木由紀、高橋みなみ
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/CRぱちんこAKB48
毎回違ったメンバーが選出され、それぞれの個性が輝く楽曲を発表しています。
2012年の初回公演ではメンバー全員で歌唱する楽曲のセンターはすべて前田敦子が務めました。
今回ご紹介する「重力シンパシー」もその中の一つです。
恋心と重力を結びつけた面白い楽曲となっています。歌詞を考察していきましょう。
揺れるバスで
近くて遠い
すぐ近くなのに
離れて感じる
君はバスの2つ前の席
声を掛けるには
ちょっと恥ずかしい
何度 恋をしても慣れないね
出典: 重力シンパシー/作詞:秋元康 作曲:原田ナオ
走るバスの中が楽曲のストーリーの舞台となっています。
主人公は偶然にも好意を抱いている女性と同じバスに乗り合わせました。
彼女との距離は数メートル、手を伸ばせば届く距離です。
これは話しかける絶好のチャンスといえます。
ですが、バスには当然他の乗客もいるでしょう。
いきなりアタックするには少しハードルが高いようです。
主人公は尻込みしてしまいます。
自ら積極的に行動するには勇気が必要。人の目を気にしてしまうとなかなかうまくはできません。
歌詞からこれが初めての恋ではないことがわかります。
それでも最初のアプローチは緊張するものです。
なかなか勇気のでない主人公の気持ちが伝わってきますね。
カーブ曲がり
身体(からだ)が傾く時
その方向は
同じさ
出典: 重力シンパシー/作詞:秋元康 作曲:原田ナオ
声をかけられずにどきどきしている主人公。
そんな折、バスがカーブにさしかかりました。遠心力で乗客の身体が一様に揺れ動きます。
目の前の彼女の身体が、自分と全く同じ動きで揺れる。
それを見た、主人公はあることに気付いたようです。
その様子が続くサビに描かれています。
引力の魔法
君に重力シンパシー
何も話せなくても
確かに 今
僕らはひとつになる
君に重力シンパシー
後ろ 気づかなくても
わかり合える
日が来るよ
出典: 重力シンパシー/作詞:秋元康 作曲:原田ナオ