「Love Destiny」

堀江由衣 初のアルバム

「Love Destiny(ラヴ・デスティニー)」堀江由衣の1枚目となるシングルです。

2001年5月16日に「スターチャイルド」から発売されました。

アルバム名は『黒猫と月気球をめぐる冒険』。なんともメルヘンチックなタイトルですね。

カップリング曲には「翼」「Sweet Baby Love」。これもまた可愛らしいタイトルがつけられています。

この「Love Destiny」と「翼」は、テレビアニメ『シスター・プリンセス』のオープニングとエンディングテーマに起用されています。

「Love Destiny/堀江由衣」がアニメ「シスター・プリンセス」の主題歌に!歌詞の意味は?の画像

アニメ『シスター・プリンセス』

アニメ『シスター・プリンセス』とは

2001年4月4日から9月26日まで、テレビ東京で放送されたテレビアニメ『シスター・プリンセス』全26話。

初回が放送される1週間前には『シスター❤プリンセス前夜祭』の番組で担当する声優へのインタビューなどが紹介されました。

『シスター・プリンセス』が世に出たのは1999年3月号に掲載された『電撃G'sマガジン』の誌上ゲーム『シスター・プリンセス~お兄ちゃん大好き❤~』でした。

読者の人気を集めたことから、この作品を元にして“恋愛アドベンチャー”や“テレビアニメ”に加え“ラジオ番組”などへも次々と企画されたものでした。

「Love Destiny/堀江由衣」がアニメ「シスター・プリンセス」の主題歌に!歌詞の意味は?の画像

テレビアニメでは、アニメーション制作は「ゼクシズ」が担当しています。

「ゼクシズ」とは、元J.C.STAFFのプロデューサーであり、映像製作会社「ガンジス」のプロデューサーでもある川﨑とも子代表取締役の特例有限会社です。

内容は12人の妹たちが、遠くで暮らしている兄を慕う様子が描かれているものです。

しかし、その内容以外は原作やゲーム版との共通点はほとんど無く、テレビアニメ独自のキャラクターも数多く登場させています。

「Love Destiny/堀江由衣」がアニメ「シスター・プリンセス」の主題歌に!歌詞の意味は?の画像

あらすじ

主人公の「海神航」は進学塾でナンバーワンの成績を取りながらも、高校受験に失敗してしまいます。

落ち込んでいる彼の前に、突然現れた男たちから「星見が丘西学園」への推薦入学が決まったことを告げられます。

その学園は“プロミストアイランド”に存在するということなので、その島への引っ越しが必要になりました。

船上で同じ学園に入学するという「山田太郎」と「眞深」の2人と出会います。

海神航は島の船着き場で桟橋へ移ることができずに溺れてしまうのですが、見知らぬ少女に助けられます。

アニメの始まりは少女たちの出会いから始まりますが、その後少女たちは次々と海神航のだと言い出し、やがて共同生活が始まります。

共同生活にやっと慣れた頃、東京での親友「燦緒」が島にやってきて、海神航の志望校不合格は書類ミスだったことを伝えます。

そして、海神航が希望するならば編入できるというのです。

東京に戻るべきか、島に残るべきか、海神海はどのような結果を出したのでしょうか。

興味のある方は、ぜひテレビアニメ『シスター・プリンセス』をご覧ください。

シスター・プリンセスをご覧ください

「Love Destiny」の歌詞を紹介

「Love Destiny」の意味とは

『シスター・プリンセス』のオープニングテーマとなった「Love Destiny」歌詞と、独自で考えた歌詞解釈を紹介したいと思います。

まずは歌い始めです。

アイタイLove Love Love Love
アエナイLove Love Love Love
窓を打つ雨より激しい嵐に揺れてる

出典: https://twitter.com/Angel_yui_horie/status/934261411605127168

逢いたい気持ちを雨よりも激しいに例えていることがわかります。

また「Love」と書いてアイと歌っているところが非常に特徴的ですね。

想いの強さを表しているようにも思えます。

その後の歌詞からわかる気持ちは次のように表れています。

燃え尽きてもいい これが最後の真実

出典: https://twitter.com/YUI_H_bot/status/932897386921304064

逢いたいのに逢えない、余計に愛する気持ちが深まっていくことが理解できます。

しかし、次の歌詞の“燃え尽きてもいいんだ”という強い気持ちに加えて“これが最後の真実”とは…

これ以上、人を愛することはできないと本気の愛であることを歌っているように思います。

こんなことって本当に可能なんでしょうか?

ここまで人を愛せるものなんでしょうか?