話題の女子高生シンガー・坂口有望
坂口有望:2001年2月20日生まれ。大阪府大阪市天王寺出身
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E5%8F%A3%E6%9C%89%E6%9C%9B
経歴は?
坂口有望(さかぐちあみ)さんは2018年2月現在、16歳になる女子高生です。
小学校4年生の時に、ギターを持ったらかっこいいだろうなということから、ミュージシャンを目指すようになります。
曲を作り始めたのは2015年、中学2年生の時で、三国ケ丘FUZZで初めての弾き語りライブを行いました。
インディーズシングル「おはなし/地球-まる-」を2016年にリリースすると、2017年にメジャーデビューを果たし、今に至るのです。
卒業ソング「お別れをする時は」の歌詞がすごい!
等身大の卒業ソングといわれているのが「お別れをする時は」です。
自身の1stアルバムである『blue signs』の、14曲中3曲目に収録されています。
では「お別れをする時は」がいったいどんな曲なのか、歌詞を見てみましょう。
自分を大切にね
私の心配をしてくれた 君のその心は
もっと自分に使ってね もっと大事にしてね
出典: お別れをする時は/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望
あなたが大切だから言っているんだよ、そんな風に聞こえてきませんか。
あなたはいつも私の心配をしてくれました。その気持ち、心遣いがとてもうれしかったんです。
でもその心配してくれるあなたの優しい気持ちを、自分を大切にするために使ってほしいんです。
困らせてくれたね
話の断線に気づかない 君のその癖は
きっとこれからも誰かをちょっと困らせるからね
出典: お別れをする時は/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望
ここまでが“君”に対する語りかけですね。お願いとでも言うべきでしょうか。
話をここで終わらせたいと思っているのに、なかなか終わらせようとしない君がいます。
お別れをした後、私のように君の話に付き合ってくれる人が現れるとは限りません。
「話が終わらないな」と誰かを困らせてしまうことがあるかもしれません。だからその癖はちょっとずつ直したほうがいいのです。
今のままでいたいのに
部活の活気が冬を壊して
グラウンドの夕陽が人を泣かした
大人になってしまうなよ
出典: お別れをする時は/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望
今という時間はこのいまという時にしか得ることができない、かけがえのないものです。
熱のこもった部活動は冬の寒さすら吹き飛ばし、グラウンドに夕陽が差し込めば、悔しさやうれしさなどに涙を流しました。
しかし大人になってしまうと、こんなシーンを得ることは難しいのです。
感情より理性が支配するようになると、素直に泣き、素直に熱くなることはできないかもしれません。
子供だった僕ら
なんとなく なんとなくで生きていたいから
壁を前にして足がすくむような毎日でした
ちゃんとって言葉が嫌いになった
そうだ 僕らは子供だった
出典: お別れをする時は/作詞:坂口有望 作曲:坂口有望