中村佳穂の魅力に迫る
きっかけは某テレビ番組の出演。圧巻のライブで話題沸騰中のアーティスト、中村佳穂さん。
本記事ではそんな彼女のライブ関連情報についてご紹介していきます。
またYouTubeの公式チャンネルでは、これから登場する楽曲に関連した映像が公開中。
MVはもちろん、過去に行われたライブの模様も配信されています。
是非、本記事と一緒にご覧下さい。
ライブパフォーマンスを語る
さて、まず初めにご紹介するのは彼女のライブパフォーマンス。
アーティストをも虜にする彼女の魅力に迫ります。
即興
中村佳穂さんのライブで最も特徴的なのは即興で巻き起こるパフォーマンスです。
一般的なライブでは、事前に決められたセットリストを基に演奏されることがほとんど。
しかし彼女のライブは毎回決まっている演目通りに行われることはありません。
楽曲を変更したり、アレンジを加えたりとライブ感を重要視した演出で会場を盛り上げます。
これらの変更は関係者にも知らされず、事前に配布される資料との違いに驚くほどだそうです。
この自由さが彼女の魅力の1つといえるでしょう。
事前に抱いていた期待を上回るパフォーマンス。
上記のような柔軟な対応力はアーティストからも評価が高く、彼女の魅力が広がっているようです。
繋ぎ目
また彼女のライブで度肝を抜かれるのが曲と曲との繋ぎ目の部分。
ライブでは曲の区切りがしっかりと分かる演奏の仕方が一般的ですが、彼女の場合は違います。
曲と曲との境目がはっきりとしておらず、気が付いたら次の曲へ移っていた…。
中村佳穂さんのライブでは、そのような不思議な体験をたくさんすることになるはずです。
楽曲は止まることなく流れるように進み、音源では体感できない生演奏ならではの世界が広がります。
上記のように中村佳穂さんのライブで特に印象的なのは即興性と繋ぎ目の2点です。
彼女のライブに行くご予定のある方は、こちらを知っているとより楽しめるでしょう。
セトリをご紹介
ここでは中村佳穂さんのライブの中でも、セットリストに焦点を当てご紹介します。
今回取り上げるのは「うたのげんざいち」ライブです。
本記事では2019年に東京で開催されたライブを例に挙げてご紹介します。
01. シャロン
本ライブでオープニングを飾るのは「シャロン」です。
セットリストを組む際、1曲目はアップテンポな楽曲を用意し盛り上げるのが一般的。
しかし本曲はピアノの優しい音色が特徴的な、切ないミディアムソングに仕上がっています。
この常識に囚われない構成が彼女ならではの魅力です。
またこの曲はタイトルや歌詞の内容も特徴的。シャロンとは一体何者なのか?
本曲を聴くにあたってこちらは永遠のテーマです。
視聴者の心理が分かっているのか、楽曲の冒頭にはシャロンに関する疑問が語られています。
まるで中村さんと直接話をしているかのような珍しい表現。
切ないはずなのに何処か親近感を感じる、不思議な楽曲といえるでしょう。
12. LINDY
ライブも終盤に差しかかった頃登場したのは「LINDY」という楽曲。
こちらは独特なメロディラインとテンポの良い歌詞が特徴的です。
アップテンポな楽曲ではないものの、非常にリズミカルに進行していきます。
聴いていると自然と体が横に揺れてしまう…。
まるでお祝い事の時に歌われる民族音楽を聴いているかのようです。
アーティストは日本人。歌詞も日本語で歌われているはずなのに、何処か海外を意識させます。
またこのような不思議な言葉たちの中に散りばめられるのは、ドキッとするほどストレートな言葉。
緩急のバランスが良い楽曲のため、終盤にもかかわらず飽きの来ない構成となっています。