ウルフルズ【借金大王】歌詞の意味を解説！借金まみれの人へ送る激励ソング！愛のある叱責に胸打たれる…！

主人公は意を決して、最後通告を突き付けました。

懐の大きいところを見せつつも、ギブアンドテイクで全額返済を要求します。

ギブはこれまで精神的な負担を被ったことを許す、テイクは貸付金の回収です。

借りたお金は返さない上にさらに借金を重ねようとする、おまけに俺の妹にまでツバをつける。

これまで大目に見てきたけど、もう我慢の限界だ。

今日こそは、はっきり言ってやる！

ここは全面的に要求に応じるのが、人としても友としても正しい道です。

優しくお人好しなところがある主人公が、爆発寸前なのですから。

お金だけじゃなくて、友達も無くすとまで言われているのです。

彼がお金と友達に優先順位を付けているかどうかは分かりません。

お金が最優先だったら問題ですが、自分にとって本当に大事なものが分かっているのでしょうか。

楽天的なこの男は、「分かった、じゃあ明日返す」とか言って妹とデートに行きそうです。

あれはダメな俺への激励だろう。

あいつは怒っているみたいだけど、きっと借金まみれの俺への愛のある叱責だ。

だからとりあえず「返す」って言っとけば、許してくれるだろう。

しかしあいつの妹って、ほんとに可愛いなあ。

果たして二人の関係は、この後どうなるのでしょうか。

たぶん貸したお金は返ってこないし、妹と彼はこれからも仲良くするのでしょう。

主人公は、いい加減なのにどこか憎めない彼のことが好きなのです。

彼は優しくお人好しで、カラッと突き抜けたところもある主人公に甘えているのかもしれません。

二人の腐れ縁はこれからも続き、おじさんになっても「返せ」とか「貸して」とかやっているはずです。

なんだかんだ言っても、二人は友達なのです。

お金の貸し借りを軽快なロックンロールに仕上げた「借金大王」。

ノリの良さとユーモアが売り物のウルフルズらしい曲でした。

音楽メディアOTOKAKEには、他にもウルフルズの記事がたくさん公開されています。

その中からいくつか紹介したいと思います。

まずは、彼らの人気曲ランキング10選の記事です。

ライブの定番曲でもある「借金大王」も、しっかりランク入りしています。

注目の第1位までたっぷりお楽しみください。

もうひとつ、「バカサバイバー」の記事を紹介します。

普通こんなタイトルは思いつかないはずですが、さすがはウルフルズ。

悩んでいるのがバカらしくなって、前向きになれる曲がここにあります。