この街の中で押し合いへし合い 僕らは歩いてく
多少の摩擦があっても 擦れずに 心を磨いて行くなんて出来るかなぁ
出典: LOVE はじめました/作詞:KAZUTOSHI SAKURAI 作曲:KAZUTOSHI SAKURAI
この街とは先ほど見上げた「ネオン街」のことでしょう。
悲劇的な映画を思い出すような街をいろいろな人やものとすれ違いながら私たちは歩いていきます。
もちろん良いことばかりではなく、見たくないものなどもたくさん目に入りますよね。
そんな中で擦れずに行くことが出来るか主人公は不安を抱いています。
先ほど他人に対して死刑になれば良いとまで思ってしまった主人公です。
そんな不安を抱くのも当然でしょう。
でも不安を抱くということは、本当は擦れずに心を磨いていきたいと思っているということです。
それでも人は人を愛する
坊主が屏風に上手に坊主の絵を書くと言うだろう
なら僕は愛してる人に 愛してるという ひねりのない歌を歌おう
意味なんかないさ 深くもないし 韻だって踏んでない
ただ 偽りなく 飾りもない
まぎれもない 想いだけがそこにはあるんだ
出典: LOVE はじめました/作詞:KAZUTOSHI SAKURAI 作曲:KAZUTOSHI SAKURAI
言葉遊びをしながら本質的なところを歌う桜井節が炸裂している歌詞です。
擦れずに生きていけるかどうか自信はないけれど、やっぱり人を純粋に愛したい。
そんな主人公の中にある想いがストレートに歌われています。
LOVE はじめました
毎度毎度のことですが
LOVE はじめました
去年よりおいしくできました
LOVE はじめました
そいつで大人になりました
LOVE はじめました
あぁ お口に合いましたか?
出典: LOVE はじめました/作詞:KAZUTOSHI SAKURAI 作曲:KAZUTOSHI SAKURAI
毎度毎度、いつもの時期になると冷やし中華ははじまります。
それと同じように、心が擦れて愛なんて考えられない時期がありますが、
結局この主人公は人を愛したいし、愛されたいと思いLOVEをはじめるのです。
去年より上手く人を愛せたり、
愛のおかげで大人になれたり、
お互いに愛し合うことができたり。
そうやって繰り返しLOVEをはじめ続けるのでしょう。
まとめ
「LOVEはじめました」の歌詞はいかがでしたか?
現代社会では心が擦れるようなことばかりであるという社会風刺と、
それでも何度でも人は愛をはじめようとする普遍性のようなものを歌っている楽曲でした。
タイトルや歌詞の言葉遊びが目立つ1曲でもありますね。
そしてはじめの方にもお伝えしましたが、音源とライブでの印象が大きく異なる楽曲です。
まだライブ映像を観た事がないという方はぜひ観てください。
衝撃を受けるはずです!
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