ゆずが送る壮大な応援歌
前へ進めないあなたへ
思うようにいかないとき、ふと立ち止まって諦めたくなることはありませんか?
頑張る目的を見失った。
心の拠り所が無い。
など、様々な理由があると思います。
そんな時に聴いてほしいのが、ゆずが2019年5月1日にリリースした楽曲「SEIMEI」です。
この楽曲は前へ進めない人への応援歌。
東京2020オリンピック聖火ランナー募集のテーマにも起用されました。
今回は歌詞に綴られている「命」や「生きる意味」について考察していきます。
ゆずの2人が送る壮大な世界感を、一緒に紐解いていきましょう。
熱意を感じるLIVE映像のMV
テーマは「大樹」
こちらは「SEIMEI」のLIVE映像によるMVです。
アコースティックギターと2人の歌唱だけなのに、驚くほど迫力がありますね。
熱意が感じ取れます。
背景に映し出される「大樹」はこの楽曲の大きなテーマ。
人と人の繋がりや運命を「大樹」に例えているのです。
いったいどんな意味が込められているのでしょうか?
歌詞の考察へと進みましょう!
大樹から学ぶ生命の成り立ち
まずは「大樹」を例えに「生命」の成り立ちが歌われます。
何気ない日常では考えることのない視点を与えてくれることでしょう。
地中に根付いているのは
緑が生い茂る この大樹には
同じくらい
それ以上の根っこがあって
土の下からいつも
力強く支えているんだ
出典: SEIMEI/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁
立派な樹木を見ると、その枝や葉に目が行きがち。
ですが、目に見えない土の中には、枝木を支えるための強固な根っこが眠っている。
そう歌っています。
ここでは「見えるものだけが全てではない」という気づきを与えようとしているのではないでしょうか?
私たちにも「根っこ」がある
振り返ると 僕らにもたくさんの
父や母や もっと先のRootsまで
数え切れないほどの
明日を繋いできたんだ
出典: SEIMEI/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁
大樹の話を人に当てはめてみましょう。
数々の人生の中で子孫が生まれ、私たちは存在している。
普通に生活していると意識することのない事柄ですね。
ですがよく考えてみると、この1日を過ごすためには、数えきれない奇跡が連鎖しています。
何か1つが狂えば成立しなかったでしょう。
そう実感できると、些細なことにも意味を見いだせる気がしますね。
そしてこれが大樹における「根っこ」なのでしょう。