曲としてはイントロなので特に意味をもっているわけではありません。
ただ、この後の曲の流れに対する導入としては、とても必要なフレーズ。
RYO-Zのフレーズ
このフレーズは最初で韻を踏んでいます。
「着地」、「口」。
続いて「ダンディズム」と「ファンキズム」。
この部分は単に韻を踏んでいるだけです。
しかし、その後の詩のテーゼに入ります。
この歌詞はFUNTASTIC全員の事を指しています。
「テンションが上がったFUNTASTICの連中。
満たされない恋の冒険に陸上、空、海を、駆け巡る」
そんな動きを歌っています。
アバンチュールを直訳すると恋の冒険となります。
しかしここでは「欲求を探すための冒険」と考えるほうがいいでしょう。
その欲求を個々のMCが歌っています。
そこで2番手のILMARにチェンジ。
この時の「Rock The Body, Body 」
これは「踊れ!踊れ!」と促すようなイメージです。
ハイセンスな2番手のフレーズ
ここはILMARのパート。
ILMARのパートはハイテンションで動きを表現しています。
その表現として「Funky マシン」を使用しています。
「Funky マシン」とは何を指すのでしょう。
クルマですね。
Funkyはスゴイ、カッコいいと解釈。
イメージは「すごくカッコいいスポーツカー」でしょう。
そんな「すごくカッコいいスポーツカー」を乗り回します。
ブレーキもメーターもなしで東から西まで走り回る。
制限なんてない。
行きつくところまで行ってしまえ!!
とFUNTASTICな様子を描いています。
では、何がFUNTASTICなのでしょう?
答えはILMARのパートに移ったすぐにあります。
「ハイセンス二番手の最高のBeats」の部分の「Beats」です。
「Beats」には曲に合わせてドラムを打つという意味で使われます。
従って、先ほどの「行きつくところまで、行ってしまえ!!」はドラムです。
「誰も止めないから思う存分にFUNTASTICなドラムをやっちゃえ!」
という具合です。
3番目のパート
このフレーズにPSYという文字が見えます。
これはPES自信の事を表しています。
今までとはチョット違った感じの詞です。
PESは愉快で豪快なFUNTASTICと自己紹介。
そして、生まれつきのMCです。
「ふざけるな。本気になってMCをやれよ。FUNTASTICなMCをやれ。」
と気合を入れています。
そして、最後に韻を踏みながら「気合を、宣言しろ」とラップしています。
4番目のパート
このパートはアダルトチックな言葉の使い方をしています。
しかし、実際のところ内容は単純です。
みそっかすの子は、
「プロジェクトなどを失敗していまい、めちゃクチャ叱られた奴」
と解釈しましょう。
直訳すると、次のような感じです。
そんなめちゃくちゃに叱られてしまったという劣等感を捨ててしまえ。
そしてバカになっちゃえ!
バカになってしまえば豪華なハーレムにご招待。
そこでは、ファンクが君を慰めてくれる。
そのファンクと交わるツアープランがあるさ。
その「ファンク」と言う言葉は「素晴らしい、女性たち」と解釈します。
FUNKASTICの歌詞が表すもの
フリーキーに生きる
4人の歌詞を分析してみました。
しっかりと彼らの個性が放出されています。
後半の歌詞をみていると「FUNTASTIC」な内容が書かれています。
「このFUNTASTICな感覚をあげるよ。このバカさ加減は世界共通なんだ。
今FUNTASTICな感覚は頭の中でまわり続ける。
自分の気付かない潜在意識の中で回り続ける。
さあ、Mr.Funkasticよフリーキーに行こうぜ」
ここで言う「フリーキー」。
型破りに生きていくと言う意味でしょう。
PVと歌詞から見た「Funkastic」の意味
PVの「Funkastic」に込められた意味。
歌詞に込められた「Funkastic」の意味。
二つに共通している部分は自分の個性を生かした素晴らしい世界。
それが型破りな物であってもよいでしょう。
その世界を各メンバーがラップで表現しているのです。