童子-T【ONE LOVE feat.清水翔太】歌詞を徹底解説！たった1つの愛に出会えた喜びが伝わる

彼の迷いが伺えるパートです。

この先、二人の関係がどうなっていくか分からない不安。

どんなことになってもこれまでの気持ちは本物で変わらない。

彼女もそうあってほしい。

彼の切実な気持ちが伝わってきます。

MVは手を繋いで坂道を登っていく二人の後ろ姿で終わります。

坂道は二人の道のりが平坦ではないことを現しています。

だけどしっかり二人で手を繋いで進んでいきたい。

そうした彼の切なる願いが込められているようです。

最後にリプライズが入って曲が締めくくられます。

普遍的な人を愛することの喜びと不安をテーマにしたラブソングです。

それをラップで歌うことで湿っぽくならずにすんでいます。

淡々としたピアノとラップの語りは、下手なバイアスを掛けずに聴き手へ歌詞の内容を伝えてくれます。

MVで二人が手を繋いで登って行った坂道の先には何が待っているのでしょうか。

別れなのか、そんな一抹の不安を抱かせるような余韻が残ります。

記事の前の方で「もう一度… feat.BENI」との関連性を指摘しました。

はっきりと歌詞につながりがあるわけではありません。

だけど、「ONE LOVE」の次に「もう一度… feat.BENI」をリリースしたのは意識したものだと思います。

「もう一度… feat.BENI」は「ONE LOVE」のアンサーソングという解釈もできそうです。

なお、「2008年にリリースされたBENIのシングルに「もう二度と」があります。

童子-Tが「もう一度… feat.BENI」のメロディーを一部流用し楽曲を提供しています。

「もう一度… feat.BENI」の別バージョンといえる失恋の歌。

「ONE LOVE」を含む2007年から2008年にかけてリリースされた3曲はつながりが感じられます。

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