「NEO UNIVERSE」/L'Arc～en～Cielの歌詞に込められた意味を紹介！PVあり

これまで抽象的だった”あなた”の存在がリアルに輪郭を帯びてきます。

「悲劇だとしても“あなた”に巡り会えてよかった」というのは、失恋したけれど、あなたに会えたことは後悔していないという風に解釈できますね。

続く「背中合わせの絶望」とは、とてつもない絶望感という風に感じましたがいかがでしょうか？

そのとんでもない絶望感は、いったんどこかに委ねて、いつまでも希望は忘れずにいたい。

心に正直に新たな明日に向かって、力強く人生を歩いていきたい、歩いていこうといった感じでしょうか。

そして最後は「生まれ変わる季節よ 切なすぎた季節よ 空のように一つに 結ばれよう　neo　universe」と締めくくられます。

”あなた”を強く思い過ごした季節が終わり新たな季節が始まるけれど、自分は変わらず未来に広がる新世界（現実）に希望を見出し生きていこう。

そんな風に感じ取れました。

L’Arc～en～Cielの「NEO UNIVERSE」の歌詞について考察してきましたが、いかがでしたか？

「悲劇だとしても、あなたに巡り会えて良かった」といったフレーズから、失恋ソングかなとも思いましたが、全体を通してみると違いました。

たとえ今、人生に絶望していても、夢を忘れず未来に希望を抱いて生きていこうというようなメッセージを強く感じる歌でした。

L’Arc～en～Ciel的応援歌と言ってもいいのかもしれませんね。

歌詞の中には、天や空と言ったキーワードが登場します。

果てしなく広がる大空、例えば、天使が描かれた、ルネサンス絵画に見られるような荘厳な空の景色を想像しながら聴かれてみてはいかがでしょうか？