HYとは?

「Fortune」は仲宗根泉(HY)が歌うソロ曲切ないラブソング!共感者多数のその意味とは?の画像

新里英之:ギター、ボーカル、ラップ、三線担当、英語表記は「Hide」
名嘉俊:ドラム、ラップ担当、英語表記は「Shun」、作詞・作曲時は「TUN」
許田信介:ベース担当、英語表記は「Shinsuke」
仲宗根泉:キーボード、ボーカル担当、英語表記は「Izu」
宮里悠平:ギター担当、英語表記は「Yu-hei」

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/HY_(バンド)

HYは沖縄県を拠点に活動する5人組バンドです。

2013年に自主レーベル「ASSE!! Records」を設立し、拠点を東京から沖縄に移して活動しています。

音楽活動を始めてからずっとインディーズで活動していますが、海外でのツアーも行なっており、非常に人気のあるバンドです。

ちょっと変わったバンド?

基本的に売れているバンドはメジャーシーンで活動している印象が強いし、東京で活動しているイメージが強いと思います。

ですが、ずっとインディーズで活動しているし、活動拠点は沖縄です。ちょっと変わったバンドと思われるかもしれません。

調べてみると、他のバンドと比べて違うところが他にもあったので、探ってみました。


みんなでアルバム制作

バンドに1人、2人作詞作曲が出来る人がいるのが今のバンドの主流だと思います。

ですが、HYメンバー5人全員が作詞作曲を行うことが出来ます。(許田さんの制作した楽曲はリリースされていませんが、許田さんも制作しています。)

そのためアルバムのクレジットには沢山の名前が載っています。

更にHYシングルをリリースしておらず、アルバムの制作のみです。HYは個人個人で制作した楽曲アルバムで発表するというスタイルで活動しています。

ちょっと変わったスタイルですが、これはこれで面白いと思いましいた。

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HY 仲宗根泉

仲宗根泉さんはHY唯一の女性メンバーです。

HYの人気曲である「366日」「NAO」「Song for…」「あなた」などの作詞作曲を行なっており、HYトップのヒットメーカーといえるでしょう。

主に失恋ソングで女性から沢山の支持を集めており、back number西野カナさんなどと並んで若者の恋愛を支えてきたことでしょう。

更に、インスタグラムに「izupera」といわれる1分間の楽曲をアップしています。

それを元にアルバムも制作され、仲宗根泉(HY)という名義でソロ活動も行なっています。

仲宗根泉「Fortune」

仲宗根泉さんのソロ曲で「Fortune」という楽曲があります。知っている人が少ない楽曲かもしれませんね。

仲宗根泉さんはこれまでに2種類の詩集、「あなたへ」と「バイバイ」を出版しています。

「Fortune」は、処女作となった「あなたへ」のために作られ、本書に「Fortune」が収録されたCDが付属しています。

後にHYとしてアルバムに収録されることもありませんでした。HYの活動スタイルから考えて、これからも収録されることはないでしょう。

「Fortune」を聴いてみたいという方は、是非詩集と一緒に楽しんで頂ければと思います。

詩集「あなたへ」

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「Fortune」の歌詞を紹介する前に、少しだけ「あなたへ」を紹介させて頂きます。

「あなたへ」は、仲宗根泉さんの実体験が元となって作られた詩集です。

 先ほど述べたように仲宗根泉さんの作った歌詞は、沢山の女性からの支持されており、この詩集も男性より女性に人気があるようです。

これまでに書かれていた失恋ソング歌詞をもっと深掘りしたような内容で、恋に悩んでいる女性の救いとなることは間違いないでしょう。

「Fortune」歌詞解説

まるで運命みたいな出会い
何も知らない貴方の事
今じゃこんなに愛しい人にまで変わり
けれど、私の貴方にはならない
全てを知った上での恋
切ないんじゃなく
やり場のないこの気持ちを
貴方まで届けて
私が貴方に対する愛は きっと
その手で抱きしめられた夜から始まった
きっと 貴方とは
出会うべきして出会ったんだ そう思う

出典: Fortune/作詞:IZUMI NAKASONE 作曲:IZUMI NAKASONE

"まるで運命みたいな出会い"と最初に出てきます。きっと劇的な出会いがあったのでしょう。

ですが、運命とは言っていません。それは運命のようであって、運命ではないからなのです。

自分は心から愛しいと思っている。それでも自分のものにはならない。

それが分かっているということは、自分の気持ちがただ実っていないだけではなく、相手に自分以外の誰かがいるからでしょう。

それでも抱きしめられた夜があり、その夜から相手のことが忘れられないのです。

どうして出会ったのかなんて誰にも分かりません。それでも好きという気持ちになると「この出会いことが」と舞い上がってしまうのです。