「Fortune」は仲宗根泉（HY）が歌うソロ曲切ないラブソング！共感者多数のその意味とは？

辛い時、どうすればいいのか分からない時、人は笑顔を作ってしまいます。日本人は特にそうです。

本当の自分を見られないように、あの人に好きになってもらえるように、といつも考えてしまうのです。

ですが、自分の欲望のままに近づくことは出来ません。相手には自分以外に大切な人がいるから。

自分が辛いのも嫌ですが、相手の幸せがあってこその恋なのです。相手を困らせてしまうなんてことは出来ません。

だからこそ、あなたが欲しいという好きの感情が頭を駆け巡り、コントロール出来なくなってしまうのです。まさに恋の病です。

人混みの中で「愛している」と言えない関係。つまり、本当は好きになってはいけない関係です。

だけど一度火がついてしまった思いは簡単に消えることはありません。

”いつか一つになる”ということは手を繋ぐことです。

夜に誰にも見られないところで抱きしめ合う関係ではなく、人の目を気にしなくても歩けるような関係になりたいと思っているのです。

ラストサビで”この声を無くしても”という歌詞が出てきます。

これが仲宗根泉さんの実話を元にして作られた歌詞だとしたら、すごい表現ですよね。

ボーカルにとって、命と同じくらい大事な声なのに、それを無くしても構わないと思える恋。とても切ないですね。

アルバム収録曲や、シングルのB面に対して隠れた名曲といわれることがあります。

この曲は本当に隠れている名曲といえるでしょう。

詩集の中に眠る楽曲。辛い恋愛をしている人に自慢げに教えたくなりますね。

これからも恋する人たちを救う曲を沖縄から届けてくれることでしょう。期待しています。