「しょうがない…」って諦めたあの時の自分たちに、
何を伝えたならいいんだろう?何を語ればいいんだろう?

出典: あしたのそら/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

人は成長すると、諦めることを知ってしまいます。

そして現実に打ちのめされ、自分には才能がないから仕方ないと逃げてしまう

確かに、夢は願えば絶対に叶うなんて魔法みたいなことは起きないかもしれません。

けれどやってみないと分からないのも事実。

主人公も昔は「僕には無理だ。」と自分を否定してしまっていたのでしょう。

もし過去に戻れるのならば、「そんなことない!」と伝えたいのではないでしょうか。

人生一度きりですもの。

なんでもチャレンジしてみないともったいない!

主人公は「君」の支えもあり、勇気を出して一歩踏み出せたのでしょう。

そして今を精一杯、幸せに生きているのです。

自分を信じて

いきものがかり【あしたのそら】歌詞の意味を解釈!唯一信じるものって?涙を堪えて感謝する心境が知りたいの画像

難しいことがさ、あるからさ。悔しさを押し込めて涙も出る。
苦しさの上にさ、在るものが、輝いて眩しくて、瞼閉じかけてしまう。

出典: あしたのそら/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

夢を追うことは誰にでも始められることだけど、とても難しいこと。

やってみないと分からないけれど、みんなが成功するとは限らないのです。

時には涙も出るでしょう、壁にもぶち当たるでしょう。

乗り越えるには、真っ直ぐな心と勇気が必要です。

この部分が表すのは夢を叶えた未来のことではないでしょうか。

努力して乗り越えた先に待ち受ける輝く未来。

考えるだけで心が躍るけれど、同時にプレッシャーでもあります。

気を抜くと「やっぱり自分には…。」なんて弱い自分に後ろ髪を引かれそう。

主人公も沢山の葛藤を乗り越えて成長してきたのではないでしょうか。

世界は広い

勇気をだして

どこまで どこまでも遠く広がる世界の片隅にうずくまってる、
ちっぽけな僕たちがいます。

出典: あしたのそら/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

世界は広い、人間はちっぽけな存在。

よく聞く言葉ですが、実際に想像してみたことはありますか?

いつまでも前に進めない人って、世界を狭く考えてしまっているのかも。

身近な人の視線ばかり気にして、本来の自分に蓋をしてしまっているのではないでしょうか。

自分の気にしている範囲なんて、世界から見たら本当に小さなもの。

それを突き破ったってまだまだ世界は広がっているのです。

だから勇気を持って。

この主人公の様に、自分にとって大切な何かが見つかるかもしれません。

変われない人なんていない!

いつまで いつまでも強く踏み出したいから、
躊躇いの雨が降ったりしても明日を目指してく。

出典: あしたのそら/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

きっと昔の主人公のままだったら、こんな前向きな言葉は出てこないでしょう。

「ちょっとやそっとじゃへこたれないぞ。」という強い意志を感じます。

これから先、どんなことがあっても前向きに生きていく

支えてくれる「君」がいるからこそ、主人公は強くいられるのかもしれません。

変わりたいけど、変わるのが怖い。

この歌詞は、そんな風に足踏みしてしまっている人に勇気を与える言葉でしょう。

誰にだってチャンスはある。

そこで一歩踏み出すのは自分次第なのです。

明日の空へ

「一生懸命なんだよ」なんて言いたくないけど、
「君が教えてくれたんだよ」なんて感謝しています。
泣いて笑って繋いだ手ってのは温かいんだね。
それだけを信じて生きてこう。
それだけをまた信じてこう。

出典: あしたのそら/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

この部分、冒頭での歌詞が繰り返し使われています。

同じフレーズで終わることによって、成長し未来へ進む主人公が表現されているのではないでしょうか。

人の温もりを知らずに、小さくうずくまっていたあの頃の主人公はもういません。

「君」のおかげで人を信じ、自分を信じることを学んだ彼は人生を変えることができました。

この経験は、主人公にとって「人生の教訓」のようなもの。

この教訓を胸に、これから先も迷わずに真っ直ぐ歩んでいくのでしょう。