誰もが知っている昭和の名曲「仮面舞踏会」
「ヤ~ヤ~ヤヤ~ヤ~ヤディヤ!」というフレーズを知っていますか?
有名な少年隊の「仮面舞踏会」のフレーズです。
ここだけ聞いでも、何の歌かわかるといっても過言ではないでしょう。
1985年12月3日に発売された仮面舞踏会のシングルは、今でも歴史に残る曲として語り継がれています。
当時少年隊が銀色の上下セットアップの華やかな衣装に身を包み、華麗に踊る姿は印象的でした。
いかにもザ・アイドルという風体の彼らは、まさにお茶の間のアイドル。
可愛らしい顔立ちでスタイルの良い男性トリオなのに、予想に反して踊れるのです。
意外に実力派!まさにそんな言葉がぴったりでした。
3人のキレキレダンスを見ることができる動画を公開!

これが当時少年隊が実際に歌って踊っていた映像です。
いかがですか?ダンスもキレキレ、歌もとても上手です。
少年隊という名前を知っていはいるけれど、どんなアーティストなのか知らない方。
そんな方には是非、この動画を見てもらうと良いでしょう。
少年隊がいかに実力のあるアーティストであるかわかります。
少年隊の最大の魅力
確かにもちろんその通りなのですが、少年隊は別枠です。
何が違うと言えばやはり、脚力。
そしてダンスのセンス。
何より違うのはオーラです。
昭和のこの時代に、この動きは女子に人気が出ないはずがないでしょう。
カラオケの定番曲
少年隊の「仮面舞踏会」は3人用の男性の歌として、未だにカラオケで人気があります。
イントロ部分のキメポーズ、踊り方、バック転何をとってもトップアイドルの貫禄。
まるでブロードウェーのショーを見ているかのような、目まぐるしい動きがポイントです。
今見ても感動する動きなので、当時は相当だったはず。
そんな「仮面舞踏会」はメンバー同士の歌の掛け合いが魅力です。
追いかけっこをしながら歌うサビは、疾走感がありテンションが上がってしまうのです。
カラオケで人気があるのも頷けます。
少年隊「仮面舞踏会」歌詞を徹底解説!
「X・T・C」の意味に迫る!男女の関係性とは?
大人の世界への入り口
SHYな言い訳 仮面でかくして
踊ろ踊ろかりそめの一夜を
きっとお前もなやめる聖母
棄てな棄てな まじなプライドを今は
迷いこんだ幻想(イリュージョン)時を止めた楽園
むきに眉をひそめてもこころうらはら
こんなにも感じているじゃないか
出典: 仮面舞踏会/作詞:ちあき哲也 作曲:筒美京平
少年隊の「仮面舞踏会」の歌詞を考えていると、気が付くことがあります。
それは、意外にもアダルティーだということ。
聞いていた当時や、大人になってカラオケで聞いてもさほど気になりませんでした。
しかし改めて歌詞を考察していくと、セクシーな意味合いが強く少し恥ずかしい気もします。
では早速解説していきましょう。
まずは出だし部分。
仮面舞踏会というタイトルですから、やはり仮面が出てきます。
しかしこの仮面は恐らく比喩で、本当にかぶっているわけではないと推測されます。
シャイな言い訳をしているのが「俺」であり、「踊ろうは」男女の関係のことを指すのでしょう。
かりそめとは一夜限りという意味です。
つまり男女の一夜限りの火遊びを描いているのでしょうか。
女性は男性に導かれるまま、男性の部屋を訪れたのかもしれません。
もしかしたらその二人きりでいる部屋を、「楽園」と呼んでいるとも考えられます。
きっと女性は「そんなつもりではない!」と、むきになって怒っているのでしょう。
しかし男性は、その態度が女性の本心ではないことを知っているのです。