名作アニメの劇場版主題歌
今回ご紹介するのは、Galileo Galileiの「サークルゲーム」です!
この楽曲は、アニメ「あの花」こと「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の劇場版主題歌になっておりました。
テレビアニメ版のオープニングを担当していたGalileo Galileiが、引き続き劇場版も担当した形ですね。相変わらずの優しい歌声で反射的に泣きそうになります…
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
さて「あの花」ですけども。
3年ぐらい前に実写ドラマ化もされた人気作品でして、テレビアニメは2011年から放送されていました。
当時見ていた友達が根こそぎ「目玉が取れるぐらい泣く」みたいなことを言っていたので、いやいやまさかそんな…いい大人がアニメでそんな…と思いつつDVD借りてきたんですけども。
今自分に目玉がついているのが不思議なぐらい泣きました…なにこれ…
ここで長々とあらすじを書くのはやめますけども、まず音楽のパワーが素晴らしいんですよ…
オープニングテーマは、先ほどもちょっと書きましたがGalileo Galileiが担当しています。「青い栞」という楽曲でした。これがまた素敵なんですわ…
エンディングテーマは、色々なアーティストにカバーされまくっている名曲「secret base 〜君がくれたもの〜」の、これまた声優さんによるカバーでした。
この2曲がまあ上手いタイミングで入るんですよ。完全に泣かせにかかってる。積極的に泣かそうとしてる。
「青い栞」は、Galileo Galileiの持つどこか切ないながらも優しい雰囲気が作品の雰囲気にバシっとハマっていて、それがまた泣けるんですわ…
是非こちらも聴いていただきたいっ。
テレビアニメ版の名曲
アニメ「あの花」の中で、実際に出てきた場所(秩父)で撮影されたMV!
「あっこの場所!あのシーンだ!」と思わず盛り上がっちゃう映像が満載なんです。アニメ視聴後に観ると、また違った視点で楽しめる一作ですよ。
MVをチェック!
そして今回ご紹介するのは、前述の通り「あの花」の劇場版主題歌、「サークルゲーム」です。
このMVは、Mr.Childrenの「HERO」などにも作品提供している映像作家、村田朋泰氏とのコラボ作品!
これ撮影方法がすごくてですね、作中でかわいらしい人形や動物がところせましと動き回るんですが、全部ストップモーションでの撮影なんです。
動かしたい人形をちょっとだけ動かしては撮影、またちょっと動かしては撮影…という、パラパラ漫画のような手法なのです。これは大変だ…
でもその独特の動きが、どこか幻想的で不思議な世界を作り出しています。まずは観ていただきたいと思いますよ。
幻想的な世界
ね、独特ですよね。
なんだか可愛らしいキャラクターが出てきて、ほんわかしたおとぎ話のような展開…
かと思いきや、結構ダークなんですよね。意外と切り込んでくるんですよ。これが実は村田朋泰氏の持ち味だったりするんですけども。
そして楽曲としては、これまた直球なGalileo Galileiサウンド。切ない…!
歌詞も、「あの花」の世界観を真正面から捉えた内容になっています。ちょっとご紹介しましょうかね。
忘れな草が咲く頃に 花びらの色 思い出す
静かな目をしたあの子と高く空に上っていく夢
飛行機雲を日向に描くロケットボーイズと
眺めて笑う突拍子のない慈愛を胸に抱くガールズ
時はぐるぐる そんな僕らもみんないなくなって
おざなりになるくらい目まぐるしい日々に切なくなる
出典: サークルゲーム/作詞:尾崎雄貴 作曲:Galileo Galilei
ねーこの歌詞。ばっちり「あの花」の世界ですよね。アニメ観た方はウゲッェ…(思い出し嗚咽)ってなるやつです。
ものすごく乱暴に説明しますと、「事故で亡くなった幼馴染の女の子を取り巻く仲間たちの話」なんですけども。
この他の部分も、再会と決別、そして葛藤が描かれていてグッときます。是非歌詞にも耳を傾けていただきたいと思いますよ…!
収録情報はこちら!
アニメファン必携!