10周年を迎えた秦基博
2006年にデビューシングル「シンクロ」をリリースしてから、「鋼と硝子でできた声」と称される歌声で、ファンを魅了し続けてきた秦基博。
2016年にはデビュー10周年を迎え、オールタイムベストの発売や自身初の全国アリーナツアー、また初の野外単独ライブも開催し、彼にとって特別な1年になりました。
今回はそんな秦基博の人気シングル曲を売上ランキング形式(2017年9月29日現在 ORICON NEWS調べ)で紹介していきます。
シングル売上ランキング(2017年9月29日現在 ORICON NEWS調べ)
第5位 Halation
まずは第5位です。
第5位には「Halation」がランクインしました。
「Halation」は8枚目のシングルであり、2009年8月12日にリリースされました。
ABCテレビ「夏の高校野球」の統一テーマソング、および、テレビ朝日系「熱闘甲子園」のオープニングテーマに起用されました。
秦基博自身も野球経験者であったこともあり、グラウンドで繰り広げられる熱戦の様子がリアルさを持って描かれた歌詞が印象的な楽曲に仕上がっています。
第4位 言ノ葉
そして、第4位には「言の葉」がランクインしました。
この楽曲は2013年5月29日にリリースされた15枚目のシングルであり、新海誠が手掛けたアニメ映画「言の葉の庭」のイメージソングとして書き下ろされました。
新海誠は2016年に話題になった「君の名は。」や「秒速5センチメートル」、「星を追う子ども」などを代表作に持ち、美しいアニメーションが特徴的で切ないストーリーを紡ぎだすことで有名なアニメーション作家です。
そんな新海誠の5作目となる劇場版アニメ映画が「言の葉の庭」です。この作品は2013年5月31日に公開されました。
第3位 朝が来る前に
第3位には「朝が来る前に」がランクインしました。
この楽曲は2009年1月21日にリリースされた7枚目のシングルです。
インディーズ時代から存在していた曲で、その時はまだタイトルはカタカナ表記の「アサガクルマエニ」であり、歌詞も大幅に違っていました。
まだ地元横浜のライブハウスで歌っていた頃に、この楽曲とその魅力的な歌声が関係者の耳に止まりデビューへの足掛かりになったそうです。
大きな別れからそれぞれの道へと旅立っていく、そんな情景が思い浮かぶ切なくも力強いバラードで、秦基博の良さがギュッと詰まった楽曲に仕上がっています。
第2位 アイ
さらに第2位には「アイ」がランクインしました。
「アイ」は2010年1月13日にリリースされた9枚目のシングルです。
失う不安や怖さも纏っている恋愛において、そばにいてくれるあなたと永遠よりも長く感じられる時間を共有できたり、気持ちを交換し合えることは非常に特別なことです。
秦基博らしい、温かくじんわりと心に癒しを与えてくれる楽曲で、かけがえのない出会いや恋愛の大切さ、尊さを教えてくれるような素敵な歌詞になっています。