メンバーはみな音楽を学んだ実力派!
ボーカルの野田洋次郎が作詞・作曲を担当するRADWIMPS。「君の名は。」のサウンドトラックを担当したことで全国的に名を知られるようになりましたが、その音楽性の高さは業界でも評判でした。
野田洋次郎は幼少期をアメリカで過ごした帰国子女。インディーズ時代は英語で歌詞を書くことも多く、事務所宛てのデモテープを聞いたミスチルの桜井さんが「日本語でやった方が良いですよ」とアドバイスしたそう。当時から桜井さんの目に留まるほどその実力は折り紙付きだったんですね♪
歌詞を作る時は英語から入ることも多いそうですが、だからこそ、その歌詞は他のアーティストとは一線を画す個性的で魅力的な歌詞ばかりなんです。
他のメンバーもギター専門学校やジャズ音楽科を卒業した実力派ぞろい。中毒性があると評判の彼らのライブには、ぜひ一度足を運んでみたいものです!
「螢」が収録されているアルバムは彼らのメジャーデビューアルバム!
今ではすっかりメジャーの仲間入りをしたRADWIMPSですが、彼らの記念すべきメジャーデビューアルバムが2006年2月に発売された「RADWIMPS3~無人島に持って行き忘れた一枚」です。メジャーデビューにしてオリコンチャート週間13位まで記録した秀作となっています。
このタイトルもとってもユニークなんですが、中に収録されたシング曲も本当に個性的です!「へっくしょん」「25個目の染色体」「イーディービー~飛んで火に入る夏の君」など思わず興味をそそられるタイトルとなっています。
アルバムを手にとって眺めただけでも「早く聴いてみたい!」とワクワクしてしまいますよね♪
ここではその中の「螢」をピックアップして歌詞の意味を読み解いてみたいと思います。
「螢」Youtube動画の再生回数はこちら!
RADWIMPSの「螢」、youtubeでの再生回数は282,651回です!(2017年9月4日現在)
シングルカットされていないのにこのランキングは凄いです。コメントにはやはり「歌詞が素晴らしい」「心を打たれる言葉」「ギターが最高」など彼らの音楽性を称えるコメントがずらり♪
RADWIMPSの動画再生ランキング!
堂々の1位はこちら♪
大ヒットの2位はこちら
こちらも同じくスマッシュヒット!
夏に生きる、命短い螢。「螢」に込められたその歌詞の意味とは?
「螢」。このタイトルを見ただけで何かとっても刹那的な感じがしませんか?蛍はみなさんご存知のように夏に現れてはあっという間に死んでいく虫です。
蛍は光らなければ目立たない虫ですが、川辺を幻想的に飛んで回る姿を見るとピカピカと華やかに見えますよね。
この歌詞では、その短い命を燃やして光る螢に主人公を重ね合わせています。
主人公の「僕」は、最初は無理してその華やかな美しさに近づこうとしていますが、最後は螢の生き方や死の本質を理解しています。螢は自分を美しいとも思っておらず、ただその短い限りある命を懸命に生きているだけなんだという事を。そしてラストには私たちをハッとさせるような強烈なメッセージが込められているのです。