CHiCO with HoneyWorks「ヒカリ証明論」は神曲?!
クロスフェード動画公開中
2018年7月20日、ついに「ヒカリ証明論」のクロスフェード動画が公開されましたね!
CHiCO with HoneyWorks(以下、チコハニ)の新曲、楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか?!
CDがリリースされるのは8月8日。
収録内容はこんな内容です。
1.ヒカリ証明論
2.サイダー
3.ヒカリ証明論 –instrumental-
4.サイダー –instrumental-
出典: ヒカリ証明論/CHiCO with HoneyWorks
7月28日に開催されたホールツアー「smile i round」大阪公演では「ヒカリ証明論」のフルバージョンを聴けたそうですよ!
しかも、生歌ですよね?!
羨ましい……!
これまでに何曲も神曲を生んできたチコハニですが、本作品も負けず劣らず大好評。
- 感動して泣ける。
- メチャクチャいい曲!
- 神曲すぎる。
試聴動画しか見ていないリスナーからも、こんな言葉が溢れています。
聴く人を感動で包み込む「ヒカリ証明論」は、一体どんな歌詞なのでしょうか?
今からじっくりとご紹介します。
チコハニ「ヒカリ証明論」の歌詞を堀り下げてみる♪
暗闇の世界……ヒカリはどこに?
フルバージョンは公式に発表されていないませんから、今回は歌詞の一部をじっくり見ていきたいと思います。
迷い込んだこの世界で
出会ってしまった僕らは 最後に
出典: ヒカリ証明論/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks
突然ですが、世の中、暗い側面を探そうと思ったら幾らでも見つけられると思いませんか?
私たちの街に猛威を振るう自然災害。
理不尽に人が襲われる事件。
無くならない汚職……。
こんな世の中で生きていかなければならない私たち。
<世界>に<迷い込んでしまった>という気持ちになるのも無理ありません。
そんな私たちは、一体どこに希望の光を見出したらいいのでしょうか。
東奔西走 探し人 当てもなく
狂瀾怒涛 荒れ狂う 世の中で
出典: ヒカリ証明論/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks
<東奔西走>(とうほんせいそう)というのは、西へ東へと忙しく走り回る様子を表現した四字熟語。
<狂瀾怒涛>(きょうらんどとう)は、荒れ狂ってどうしようもない大波の様子を表現した四字熟語です。
転じて、手を付けようがない情勢や世の中のことを表現しています。
『どうしようもない世の中で、求める人には出会えない……』
暗闇の中、もがいて辛い様子が手に取るように感じられます。
曖昧モノクロ人生に
最大フラッシュくれたんだ
「ありがとう」 一人じゃない
出典: ヒカリ証明論/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks
しかし歌詞の冒頭にありましたが、この世界は<僕ら>が出会えた世界でもあります。
その世界で、君は僕の<モノクロ>な人生をピカッと照らし出してくれました。
それはまるで、カメラのフラッシュみたいに。
白黒にしか見えなかった人生がカラーで見えるようになったなら、そんなに嬉しいことはありませんよね。
それが自分だけの力じゃなくて、他の誰かが力を貸してくれたことだったら尚のこと嬉しいし、心強い。
だからここで言いたいんです。
<ありがとう>って。
ヒカリを求めて生きられる理由とは
黒い黒いこの曇天に
Cry Cry 涙したって
雲間の光 掴め
赤い赤いこの証明が
痛い痛いほど流れ 最後に
出典: ヒカリ証明論/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks
みなさんは真っ黒な雲を見たことがありますか?
本当に酷い雨をもたらす雨雲は白でもグレーでもなく真っ黒な色をして、世界を暗く染め上げます。
人生の<曇天>模様も同じ。
私たちの心に暗闇をもたらし、私たちはそれに涙することもあるでしょう。
だけど、永遠に雨が降るなんてことはあり得ませんよね?
いつかは雲が途切れ、光が差します。
<雲間の光>を求めて伸ばす私たちの手には、<赤い赤い>血が通っています。
それは『命の証明』。
生きている限り希望の光を求め続ける、生を持ったものの証明です。