G線上のシンデレラは、2ndライブツアーで披露されていますが、目を奪われるようなきらびやかなドレスだけでなく、演出も印象的です。

下級生がバックダンサーとして登場

この楽曲は、3年生である果南、ダイヤ、鞠莉が歌う楽曲でありながら、曲中にバックダンサーとして他のメンバーが登場するのです。

それも、まるで3年生をエスコートするような演出であり、果南、ダイヤ、鞠莉だけで完結していないところが印象的です。

歌詞にあるように、船上パーティーで踊る彼女たちをエスコートする男性のような立ち居振る舞いで、より3人を魅力的に見せていたことは確かです。

3年生の思いが詰まった歌詞

3人の楽曲ではあるけれど、しっかりと他のメンバーとの絆や関係を示す演出になっているところが素敵ですね。

ずっと踊ろう? ずっと踊ろう! 盛り上がってね!!

出典: 曲名/作詞:畑亜貴 作曲:石倉誉之

という歌詞から伝わるように、この楽曲には、まだまだスクールアイドルをやり続けたいという3人の想いが溢れているように感じられます。

「G線上のシンデレラ」読み方や意味は?

どことなく有名なバッハの曲「G線上のアリア」をイメージさせる曲名ですね。

読み方ははっきりと示されているわけではありませんが、やはり「じーせんじょう」と読むのでしょうか。

ただ、バッハはドイツ人なので、ドイツ語読みをすれば「げーせんじょう」となる可能性もありそうです。

「G線」は関係ある?

曲名が似ていることもあり、ファンの間でもG線上のアリアと関係があるのか、意味はなんなのかと話題になっています。

「G線上のアリア」は、『管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068』の第2曲「アリア(エール)」を編曲したものの通称であり、曲名ではありません。

しかし、ヴァイオリンで奏でる時、最も低い音であるG線だけで演奏できることから、このように呼ばれるようになりました。

では、「G線上のシンデレラ」もそうかと言うと、どうもそういうわけではなさそうですね。

言葉遊び?

ただ、歌詞の中に

アリアは眠くなっちゃうよシンデレラ

出典: 曲名/作詞:畑亜貴 作曲:石倉誉之

とあるので、「G線上のアリア」を意識していることは確かなようです。

また、曲中の舞台が船上のパーティーであることから、「線上」と「船上」をかけている部分もありそうですね。言葉遊びだとすれば、非常にセンスがよく、オシャレな曲だと言えます。

「G線上のアリア」をイメージさせる楽曲でありながら可愛らしい歌詞と、ジャズ風のオシャレな曲調でファンをよい意味で裏切っていますね。