コート姿じゃないレア映像も!
FINLANDSは、ステージ上でコートを着るのがトレードマークです。
ですがリハーサル映像では、コートではなく薄着ファッションを見ることができます。
ライブ中の物販紹介などでコートを脱ぐこともあるそうですが、薄着での演奏シーンはレアですよ!
こういったところも今回のMVだから見ることができるシーンです。
びっくり!メンバーが目の前に!?
FINLANDSとファンのあたたかい関係性
どんなに近くにメンバーがいても、彼女たちに触れようと手を伸ばすようなファンは1人もいません。
ステージの前のほうに出てきて演奏しても、楽器に触ろうとするようなマナー違反の人も皆無です。
それはきっと、ファンとの信頼関係が強いからこそではないでしょうか。
だからMVには、笑顔で手を挙げたりお酒を飲みながら楽しむファンの姿までもが描かれているのかもしれません。
信頼している人たちだからこそ、映像に収めたかった。そんな想いが伝わってきます。
満員と思われるほどギュウギュウのフロア。
それなのにビールなどの飲み物を手に持っている人がいます。
ということは、激しいモッシュなどがないのかなとも感じました。
ライブってどういう場所なんだろう?
一般的なライブとは
ライブに行くことを「参戦」と表現する音楽ファンは多いです。
アーティストとファンによる1対1のガチンコ勝負のような、心と心のぶつかり合いなのでしょう。
または、アーティストのキャラクターに惹かれ、音楽だけでなくその人自身を知りたいと思う人も多いです。
それゆえに、ライブハウスという場所は、シリアスになりやすい傾向があります。
真剣にステージを見る、アーティストを見る。
アーティストもまた、そんなファンに正面から向き合おうとする、など。
基本的にはアーティストと共に盛り上がるのですが、意外とシリアスな目線で見ているファンもいるのです。
シリアスではなく、純粋に。
しかし、FINLANDSのライブには、そのシリアスさがありません。
それは、決して彼女たちのモチベーションが低いということではないでしょう。
MVを見ていても塩入冬湖は目を見開いて歌う場面もあり、メンバーたちも自由です。
縦横無尽に動き回る姿も多く収められている様子が見ている方も楽しさを感じられるのです。
これは、純粋に、音楽を楽しんでいるということ。
歌うこと、演奏すること、ファンと一体になって盛り上がれること、そしてこの瞬間全てが愛おしいのです。
たまらなく愛おしくて、かけがえのない時間。
そんな想いが映像の隅から隅まで充満しているように思えます。
「call end」の歌詞は、ただ孤独を嘆く曲ではない
「call end」のテーマには「孤独」があります。ですが、それだけではありません。
気取った期待はただの願いだ
祈るよりもっと怒っていたい
出典: call end/作詞:塩入冬湖 作曲:塩入冬湖
この決意には孤独でもそれを悲観しているようには感じられません。
泣きたい夜に笑うのは変だ
出典: call end/作詞:塩入冬湖 作曲:塩入冬湖