「ドレスを脱げ」
123位
「ドレスを脱げ」は2013年3月6日にリリースされたアルバム『ドレスの脱ぎ方』に収録されている曲です。
アルバム『ドレスの脱ぎ方』は、ゲスの極み乙女。にとって1枚目のミニアルバム。オリコンチャート123位を記録しました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%84%B1%E3%81%8E%E6%96%B9
「ドレスを脱げ」の歌詞
深掘り
タ、タ、タンゴのダンス クレイジーな君のダンス
正装して踊りまくって 了承してハマりまくって
ア、ア、アッコのチョイス センスのない真っ赤なソース
比べるだけ無駄なことって わかってるってわかってるって
ラ、ラ、ラッコのポーズ 何か抱えてるそれポーズ
砕いて胃に投げ込んで 嘆いてまた塞ぎ込んで
や、や、やっぱストップ そんなんじゃあなたはウソップ
口角の動きはお洒落で 合格の知らせはおじゃんで
出典: ドレスを脱げ/作詞:MC.K 作曲:MC.K
言葉遊びと物語の中間のような歌詞です。
しっかりとストーリーを語っているのか、イメージ優先の歌詞を歌っているのかどちらかよく分からないです。
しかし、独特の雰囲気は伝わってきます。ゲスの極み乙女。の世界観が表現されています。
歌詞の歌い方はラップのような感じで歌いますがラップではありません。早く歌うという感じの方が近いかもしれません。
ダンスパーティーを表現している歌詞のようです。多様な印象の言葉が並んでいるのでとらえどころがないです。
何れにせよ、騒がしい雰囲気は伝わってきます。
ドレスを脱げ
ラッタッタッタラ ドレスを脱げ
長いなっがい冗談の海 悪いわっるい夢の応酬です
出典: ドレスを脱げ/作詞:MC.K 作曲:MC.K
コーラスがキャッチーです。
「ドレスを脱げ」という状況がつかめない歌詞ですが、何か性的な感じの雰囲気は感じます。
ふんわりとセクシーな印象を与えたいのかもしれません。
夢の世界を歌っている様な感じもします。白昼夢のような気もします。
次々に写真を見ているような画像が続く歌詞かもしれません。
ほな・いこうか
「あー、どうしよっかなぁ、脱ごうかなぁ」
休日課長
「お?脱ぐ気になった?」
ちゃんMARI
「ハヤクヌゲ!」
ほな・いこうか
「うるせえよ、お前らゲスとは違うんだよ!気持ち悪い目しやがって。」
休日課長
「ご、ごめん。」
出典: ドレスを脱げ/作詞:MC.K 作曲:MC.K
語りのパートです。
歌うというより演劇の雰囲気ですね。もう歌という世界を超えています。
ゲスの極み乙女。の独特の世界観を表現していますね。これは他のどのバンドにもない世界です。
ユーモアがあって、皮肉があって、風刺があってこんなことを他に考えているバンドはいません。
ちゃんMARI
「ニホンゴワカリマセン。」
ほな・いこうか
「ったく、最近のゆとり野郎どもは揃いも揃ってゲス野郎だな本当に。
私が脱いだら世界破滅すんのわかってんの?
まあ、だからドレスだけ脱ごうかなと思ってるよ。
この無駄に着飾った私が自分で嫌だから、せめてこれだけでもね。
てかこのドレスさ、私が自分で着たんじゃないの。
着せられたの。ずっとずっと昔に。産まれた時から着てたのかも。」
出典: ドレスを脱げ/作詞:MC.K 作曲:MC.K
ここは完全に歌ではなく物語ですね。
歌というスタイルの世界ではゲスの極み乙女。の世界を表現出来ないのかもしれません。
歌と演劇の間の世界を表したいのではないでしょうか。
まさにゲスの極み乙女。だけの世界です。好き嫌いがはっきりと分かれる表現ですが、好きな人はヤバイぐらいに好きでしょうね。