空中裁判(日食なつこ)は◯◯にピッタリな曲?!公開されたMVを徹底チェック!ジャケット画像あり♪

1番サビを見ていきましょう。

ここで描かれるのは、運命に逆らってみた主人公の姿です。

逆らった結果は大失敗。

でもなぜか、主人公の心には清々しい気持ちが残りました。

よく言われることですが、やらずに後悔するよりも、盛大に失敗した方が気分がいいんです。

MVでは張り巡らされた糸を切るようにして踊る男性の姿が見られます。

天を仰いで両手を広げる様子は、その清々しさを表していますね。

続いて2番Aメロを見ていきましょう。

他人から向けられる批判の目に対し、「意味がわからない」という様子の主人公。

誰からも批判されない人なんて、きっと一人も居ないですよね。

みんな、あら探しが大好きなんです。

MVでは、砂嵐の映るテレビに囲まれ、膝を抱える男性が映されます。

ザーザーと五月蠅いテレビは、批判してくる他人を表しているのでしょう。

続いて2番Bメロでは、立ち上がり戦闘態勢を伺わせる男性。

歌詞の内容も「自分は何も悪いことはしてないんだから、批判するならすればいい」と、なんとも男らしいものですね。

ここで描かれるのは、批判する人たちをからかって逃げる様子でしょうか。

最後は捕まってしまうこともわかっているのですが、「言われっぱなしよりもよっぽどいい」とでもいうように、晴れやかな気持ちを覗かせています。

MVでも、テレビに囲まれた男性が軽やかに踊る姿が見られます。

歌詞の内容と同じように、飛び立った空から落下する男性。

そして地面にぶつかって砕けてしまった様子が描かれます。

でも次の瞬間、生まれ変わったように力強く踊り出す彼。

その晴れやかな姿は、失敗を経て人が強くなっていく様子を表しているように映ります。

歌詞もMVの内容も、力強く、大切なことを教えてくれるようなものでしたね。

今回は日食なつこの「空中裁判」を紹介しました。

歌詞の意味がわかると、謎めいたタイトルの意味もわかってきますね。

「運命に逆らって空へと飛び出した主人公を待っていたのは、大失敗という判決だった」といった感じでしょうか。

歌詞や歌声もさることながら、やはり耳が行くのはピアノの音色ですよね。

彼女の独特のピアノアレンジは、どうやらピアノに精通していることだけが理由ではないみたいです。

バンドが組めなかったから、ピアノでバンドを再現しようとしたんですね！

彼女はバンドがやりたかったのかもしれませんが、結果的に良曲を世に送り出せているのなら、「組めなくてよかった！」と思ってしまいました。（笑）

「性格的に」という部分も気になりますが、そういうキャラクターも楽曲の世界観を彩る大切な要素でしょう。

彼女の楽曲が気に入ったという方は、こちらもチェックしてみてください！

少し毛色は違いますが、ピアノが良い味出してますよ！

そしてピアノ弾き語りといえばこの人も外せません！