「音大卒が厳選する泣ける歌詞ランキングTOP10」

音楽大学に入学してすぐに、周囲との環境、学生カースト、とか、何より自分の演奏技術と他人と比べた時に落胆して、挫折した経験があるんです。 だから、20歳になるまでは純粋に好きという気持ちで音楽を聴く機会はあまりなかったと思います。 社会人となり、様々な仕事の兼ね合いから、こうやって音楽に関しての記事を書かせて頂くのは嬉しいんです。 だから、ここでは純粋に自分が本当にいいと思った音楽、歌詞、感情が高ぶって泣いてしまった曲を10曲選びました。 本当に悩みました。 人と関わることが薄れていく時代、何を助けに求めるのか?そういう時、音楽が重要となってくると思います。 なので、筆者が28年間聞いてきた中で一番、泣いた邦楽ジャンルの曲を10選ご紹介します。

UNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDEN 『mix juice の言うとおり』

きっと世間的には「あ、シュガビタの人だ!」となっていると思いますが、それだけではないのですよ。 スリーピースバンド、UNISON SQURE GARDENの最新アルバム『Dr.Izzy』の中の一曲『mix juiceのいうとおり』この曲を推させて頂きたいです。 この曲ズルいなぁと思うのが、こんなにポップでキャッチ-なのに、ずっと聴いていたくなる中毒性。ゲストキーボーディストにヒイズミマサユ機が参戦。 ロックバンドに鍵盤を入れると、曲が丸くなるイメージがあるかもしれませんが、全く! 曲の拡がりが無限大になるんですよね。ツアーでもこの『mix juiceのいうとおり』を同期で聴いたので(大阪公演)またユニゾンとコラボを観れる機会があるといいですよね。

UNISON SQUARE GARDEN 『リニアブルーを聴きながら』

7枚目のシングルとして、アニメ映画『劇場版TIGER & BUNNY -The Biginning-』の主題歌として描きおろしされた一曲。 正直、悩みました。B面の『さわられない歌』も本当に名曲で、どっちをおススメにしようか……?

近年、お手頃に一曲ダウンロードもできますが是非B面の曲も聴いて頂きたいです。 リリース当時、オリコンでのインタビューで作詞・作曲を担当した田淵(ba.)が歌詞にもあるように「”ココデオワルハズガ”なかった僕らに残されたものはなんなのか? 自分なりに答えをだした」と述べている。 普段のライブから、「自分達のあるスペースでライブを楽しんでほしい」と言っている彼ら。 そんな彼らの押し付けるほどではないメッセージが、とても心地よく、”タイバニ”の世界観ともマッチしているのではないか、と思います。

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[Alexandros]

[Alexandros] 『Starrrrrrr』

個人的に、この一曲はとても想い出の残っている曲です。 社会人になって夢に近付く気配もなく、周りと上手くいかず、そんな中手術することになったり……と。

様々なことが自分の中でも起こって、生きているのが辛い時に大阪の夏のイベント、 RUSH BALL2013年の時ですね。その時に初めて『Starrrrrrr』を聴いた時は泣いてしまいましたね(笑) シングルではfeat.GEROCKとなっておりますが、当時リリースされたアルバム『Me No Do Karate』ではバンド編成で聴くことができるので、シングルとの違いを楽しめると思います。

[Alexandros] 『I want u love me』

今、様々なメディアで取り上げられている[Alexandros]の中で、一、二を争うくらい歌詞に魅力を感じる曲ですね。 「私を愛して」と直訳するとラブソングを想像させるようなところもありますが、「愛」というものを考えた時に、様々な愛情を考えることができると思うんです。

人やモノに。形のあるものやないものと、きっと考え出したら、キリがないくらい。

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水樹奈々

水樹奈々 『エデン』

水樹奈々というアーティストは、初めて声優アーティストとして好きになった人ですね。 そして今回は2015年にリリースされた31枚目シングル、『エデン』 この曲を聴いて、久しぶりに心の中隠れた乙女心が蘇りましたね。 誰かに恋をしたり、人を愛したことがある人なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか? 水樹奈々ならではのライティングセンスが光っていると思います。