水樹奈々 『親愛』

お茶の間に「アーティスト・水樹奈々」としての知名度を上げた一曲だと思います。 2009年にリリースされた19枚目シングル、『親愛』。 リリース当時は、声優界のトップアイドルでもあった水樹奈々と平野綾のアニメ競演で賑わっていて、 最初は歌詞にまで注目をすることはありませんでした。

でも改めて聴いてみると、人間の愛、情、嫉妬とかって公には出さないけど、やっぱり誰かを好きになったら、その人を求めたくなる気持ちは誰にでもあると思うんです。

こんなに女心の綺麗なところも、暗いところが詰まっている曲だと思うので、 恋している人や恋したい人には聴いて欲しい一曲ですね。

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THE YELLOW MONKEY

THE YELLOW MONKEY 『ALRIGHT』

2004年解散を発表したTHE YELLOW MONKEYが再結成のニュースを聴いた時は、誰もが驚いたと思います。でも、THE YELLOW MONKEY=”イエモン”ではなく、お茶が連想されるとは……驚きでした。

でも、自分も偉そうには言えません。
解散前はイエモンの音楽をちゃんと聴いたことはありませんでした。
今、何故彼らの曲、歌詞がいい!とおススメするきっかけになったのは、今年のSUMMER SONIC、サマソニに参加したのがきっかけです。

洋楽の勉強もかねて参加したサマソニ。
再結成になってからも、ワンマンツアーのチケットは即完の彼らをライブを観る機会はないと思い、観ていると自然と涙を流していました。

インタビューで吉井和哉(Vo.)は「解散がなければこの曲はできなかった」と述べていました。
ライブも一期一会だと思いますが、人生そのものが一期一会なんですよね。

演奏技術も若手にはない厚みがあり、歌詞にもそのような人生の酸いも甘いも味わった彼らしか
作れない楽曲になっていると思います。

色んな世代の人達に聴いてほしい一曲ですね。

THE YELLOW MONKEY 『バラ色の日々よ』

再結成を経て、様々なメディアでも演奏をする機会が多い、THE YELLOW MONKEY。 皆、50歳を超えているのに衰えることを知らないですね。 名曲が多い中で『バラ色の日々よ』をおススメしたいのは、 年齢を重ねるごとに、人には求めている日常があると思うんです。 「素敵な人を見つけて、幸せな結婚生活を送りたかった」とか。 「キャリアを積んでお金に困らない生活をしたかった」とか。 10人いれば、10人違う幸せの求め方があって「バラ色の日々」に対する定義も違うと思うんですが、 切なくも、誰かの人生を謳っているような。作詞家としての吉井和哉のボキャブラリーの大きさに感服です。

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Nothing's Carved In Stone

Nothing's Carved In Stone 『Brotherhood』

2000年代人気を博したELLEGARDENが活動休止後、当時のギタリスト・生形真一が新たに結成したNothing's Carved In Stone。彼らを知った時は、そんな背景を知ったのは後のことでした。 NCISを知ったのは音大で挫折を経験し、少しの間音楽を聴くのが嫌いになった時でした。 それからきっかけがあり[Alexandros]、Nothing’s Carverd In Stoneと様々な音楽を聴くようになったのですが。 NCIS結成当初は、メンバーの個々にあるいびつさが彼らの音楽の魅力だと思っていました。 しかしかっこいいロックだけではないのです。

誰にでも抱えた傷があるのを一つ一つ、治すことはできないけれど、 それに寄り添うかのような優しさのある歌詞だと思います。 それはこの曲がライブシーンでのアンセムとなっているように、 これからも聴いていたいと思われる曲だからなのかもしれませんね。

Nothing's Carved In Stone 『Milestone』

2015年に発売された7枚目のアルバム『MAZE』に収録されている『Milestone』 楽曲自体もエモーショナルで、NCISの魅力を引き出している一曲になっていると思います。 彼らの音楽の中にはよく「自由」という言葉が一つのテーマになっているように思います。 でも「自由」になれることってないんですよね。学校や会社などの社会に属し、もがいている人達にとって『Milestone』は響く曲だと思います。

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