犬目線で語られる優しい物語

GReeeeN【子犬】歌詞解釈&パート分け紹介!僕と「君」はどんな風に出会った?…愛犬家必聴の名曲!の画像

「子犬」は2007年にリリースした、GReeeeNの1stアルバム「あっ、ども。はじめまして」の収録曲。

タイトル通り可愛い子犬を描いた、明るくて優しい曲です。

リードボーカルのHIDEさんの声も、優しい歌声で癒されますね。

愛犬家はもちろん、猫でもウサギでもペットを飼っている人なら感動してしまうのではないでしょうか!?

筆者は猫を飼っているのですが、やっぱり感動しました。

一人ぼっちだった主人公の子犬は、ある出会いをきっかけに幸せを手に入れることになります。

いったいどんな出会いだったのでしょうか。

そして元々「子犬」を知っている人は、最後の歌詞の解釈が気になる人もいるかもしれません。

「子犬」の歌詞と、パート分けを紹介していきます。

HIDEが飼っていた犬がモデル

意外と知られていないのですが、「子犬」はHIDEさんが昔飼っていた犬がモデルです。

2007年の時点で既に亡くなっているそうですが、飼っていた時の思い出を元に作詞したのだとか。

その犬が「こう思っていてくれたらいいなあ」という、ある種の願いをこの歌詞に込めています。

もちろん本当にその犬が、歌詞と同じことを思っていたかどうかは分かりません。

ですが家族の一員として愛されていたのなら、きっとHIDEさんに対して近い思いを抱いていたかもしれませんね。

出会いから始まった夢のような毎日

さっそく「子犬」の歌詞を見ていきましょう。

主人公となる「子犬」は、ある運命的な出会いをします。

いったいどんな出会いで、そこから何が起こったのでしょうか?

GReeeeNの曲はパート分けが特徴的。

もちろん「子犬」にもパート分けがあり、今回のリードボーカルはHIDEさんとなります。

歌詞と一緒にパートも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

「君」との運命的な出会い

HIDE:
ある晴れた日の午後です 僕は道の片隅で
花や草や虫や鳥と遊ぶ中で君と会った。

君は僕を見つけ 頭撫でてくれました
そして僕に優しい声で「家においで」と言いました。

出典: 子犬/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

「僕」は主人公の子犬です。

道端にいた子犬は、「君」という相手と運命的な出会いを果たします。

歌詞から分かる通り、「君」はこの子犬の飼い主になる人ですね。

子犬は最初、野良犬か捨て犬だったのでしょう。

「僕」は幸運なことに、「君」という優しい人間に拾われてその家の犬になったのです。

子犬のモデルになったHIDEさんの犬も、拾われた犬だったのかもしれません。

これからは一緒

SOH、92:
今までの僕下向き歩く 冷たい風で心も寒く
これからの僕君の横歩く 「友達だよ」って言ってくれました。

出典: 子犬/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

「君」と出会うまで、子犬は一人ぼっちでした。

両親や兄弟はどうしたのか、歌詞では一切触れられていません。

草花や虫が遊び相手とはいえ、小さな子犬が一匹で生きていくのは寂しいもの。

その上外で生きていくこと自体が厳しいです。

食べ物だって探さなくてはなりませんし、雨風も命の危険が伴います。

子犬にとって、今までの生活が孤独で寂しさを感じていたのでしょう。

しかし「君」が一緒なら、寂しくありません。

さらに「君」が自分を「友達」と言ってくれたことは、子犬にとってとても嬉しかったはずです。

まさに子犬の人生を大きく変える出会いとなりました。

「君」といると、楽しいことがいっぱい

HIDE、navi:
僕らいつもどこでも一緒で 君がくれたたくさんの日々
夢の様なこんな時がいつまでも 続いてくれたらいいなぁ…。

出典: 子犬/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN