君との時間は有限なのに…

ゆっくり時間もとれない
すぐ朝は来て
可愛い寝顔にキスをして
“I'm sorry” そうつぶやきながら
慌ただしく部屋出る
君は笑って見送る oh
Won't you cry 泣きたいのに

出典: LALALA feat.若旦那(湘南乃風)/作詞:Miliyah,若旦那 作曲:Miliyah,若旦那

忙しい日が続き、散歩もままならない時。

「ごめんね」と思いながらもなかなか時間をつくってあげられない申し訳なさを感じます。

本当は1日中一緒にいて『LALA』ちゃんと思いっきり遊びたいはず。

もういっちゃうの?」そんな表情で玄関まで見送ってくれたことでしょう。

後ろ髪を引かれつつも、行くしかない切なさに胸を痛めた事もあったと思います。

きっと独りになった『LALA』ちゃんの気持ちは加藤ミリヤにも痛い程伝わっていたはず。

「クゥ~ンクゥ~ン」と切ない声で鳴いていたのかもしれません。

それでも健気な『LALA』ちゃんは、どんなに長い1日だとしてもいい子で帰りを待っているのです。

たとえ言葉が通じなくても

加藤ミリヤ【LALALA feat. 若旦那(湘南乃風)】歌詞の意味を解説!愛犬へ贈った歌に涙…の画像

ずっと愛しているから
いつか別れる日が来ても LALALA
泣かないって約束しよう Baby
大好きだよ LALALALALALA
何も言わなくていいよ
大丈夫ここにいるから LALALALA
ずっと一緒にいられないけど
私は君だけの私でいるよ

出典: LALALA feat.若旦那(湘南乃風)/作詞:Miliyah,若旦那 作曲:Miliyah,若旦那

飼い主がペットを愛しているのは当然です。

永遠にずっとこのまま一緒に居たいと誰もが願うことでしょう。

しかし人間の寿命よりもペットの寿命は短いのです。

いつかお別れをしなければならない時が来るとわかっているからこそ、今からその覚悟をしていたい。

そんな気持ちが伝わってきます。

言葉が通じなくて、お互い同じ気持ちでいることは伝わっているはずです。

その表情を見れば心と心で会話ができるほど、飼い主とペットの信頼関係は強いものがあります。

それを言わなくてもいいよと表現していますね。

きっと彼女たちの関係は他の誰よりも強く深い絆で結ばれているのです。

『LALA』ちゃんの気持ち

ここからは『LALA』ちゃんの気持ちを綴った歌詞になります。

若旦那が歌っている部分でもありますね。

加藤ミリヤ自身が歌うのではなく、フィーチャリングしている彼が歌うことでより気持ちが伝わってきます。

まるで『LALA』ちゃんの気持ちを代弁しているようで、彼女の愛も感じます。

それでは詳しく見ていきましょう。

私にできること

加藤ミリヤ【LALALA feat. 若旦那(湘南乃風)】歌詞の意味を解説!愛犬へ贈った歌に涙…の画像

あなたの背中を見て もう出かけるのかと不安気
寂しいからちょっと怒って困らせてしまうんだごめんね
本当はわかってるEVERYDAY 仕事だからしょうがないって
ただあなたの傍に居たくて私にはあなたしかいなくて
「愛してる」一日中さりげなく時計を見る
まだお昼って軽く落ちる くよくよせずに乗り切れる多分
生きるって大変なことだから私があなたを慰めなきゃ
帰ってきたら笑顔で迎える それが唯一のできること

出典: LALALA feat.若旦那(湘南乃風)/作詞:Miliyah,若旦那 作曲:Miliyah,若旦那

ちなみにですが、作詞をしている「Miliyah」とは加藤ミリヤ自身のことです。

この歌詞からわかるように、彼女は『LALA』ちゃんの気持ちをとてもよく理解していると思います。

自分が出かける時に『LALA』ちゃんがどんな気持ちなのか、どんな表情なのか…。

毎日のことだからきっと後悔や申し訳ない気持ちもあるのでしょう。

残される方には関係のない「毎日仕事だから」というフレーズは、彼女の言い訳かもしれません。

言い訳というより、彼女自身がそれを『LALA』ちゃんも理解してくれていると思いたいのかもしれませんね。

それでも健気にいつだって自分を求めてきてくれる『LALA』ちゃん。

『LALA』ちゃんの立場になってみると、求めていた・寄り添ってもらっていたのは自分の方だったーー。

そう気が付くことができたのではないでしょうか。

だからこそ、『LALA』ちゃん目線で語ることができるのです。

加藤ミリヤにとって、ただいるだけで幸せにしてくれる存在なのだということが伝わってきます。

いつも傍にいるからね

加藤ミリヤ【LALALA feat. 若旦那(湘南乃風)】歌詞の意味を解説!愛犬へ贈った歌に涙…の画像

あなたの悲しそうな視線の先にあるのは私のせい
何で怒鳴ってるの教えて 泣かないでって涙拭いて
思ってることのすれ違いで束縛なんてしないで
すねるけどやっぱ褒められたくて目を見て私の名を呼んで
追いかける四六時中 膝で眠る 夢を見る
日が落ちてまた朝が来る 待ち続けてるよあなたのキス
外には時には敵がいるからさ 私がいつも味方でなきゃ
傍にいて守ってあげなくちゃ あなたは本当は弱いから

出典: LALALA feat.若旦那(湘南乃風)/作詞:Miliyah,若旦那 作曲:Miliyah,若旦那

ここでも最後の2行からわかるのは、加藤ミリヤにとって『LALA』ちゃんが必要な存在だということ。

お互いが求めあっている関係で、飼い主とペット以上の絆が感じられます。

そして辛い事があっても、『LALA』ちゃんが元気に迎えてくれるからまた頑張れるのです。

時には怒って怒鳴ることがあっても、きっと加藤ミリヤはすぐに反省して後悔していたのでしょう。

1、2行目からそんな状態でいるのを『LALA』ちゃんが見つめている姿が想像できます。

その怒鳴りには、もしかしたら単なる八つ当たりもあったかもしれません。

どんなに怒ったり冷たくしたり、相手にしなくても…。それでも求めてきてくれる可愛い子

それが『LALA』ちゃんなんだというのが、歌詞からとても伝わってきます。

お互いが、大きな愛でつながっているのがわかりますね。

【LALALA】のライブ動画をチェック

歌詞の解説をご覧いただいたところで、実際の歌唱動画をご覧ください。

残念ながらオフィシャルのPVなどは見つけられませんでしたので、下記リンクにて紹介します。

こちらはライブ披露した際の動画です。

力強いパフォーマンスと彼女の美しさもご覧いただけます♪