でんぱ組.incってどんなグループ?
アイドルの卵時代を“秋葉原ディアステージ”で過ごす
秋葉原ディアステージと呼ばれる、アイドルライブバーから誕生したでんぱ組.inc。
この場所はアイドルやアニソン歌手を目指す女の子たちの、日々夢のために前向きに進んでいく姿が見られる珍しいバーとなっています。
また、お客さんとの距離が近いこともあり、ファンが付きやすいことが特徴。
でんぱ組.incとしての道のりは厳しいものだった
もともとでんぱ組.incのメンバーも、この秋葉原ディアステージで働く店員でした。
2008年に活動を開始した直後は知名度も低く、地下アイドルとして細々と活動を続けていたそうです。
それからの2年の間は、何度もメンバーの脱退や加入を繰り返し、でんぱ組.incとしてあるべき形を模索していたとされています。
そして、ようやく波に乗ってきた2010年に、現メンバーである藤咲彩音と元メンバーの最上もがが加入。
6人体制になったでんぱ組.incは努力の甲斐あって、ワンマンライブツアーや夢だった武道館公演を見事成功させます。
また、初の冠番組を持ったり、様々な有名音楽番組に出るなどして、めざましい活躍を見せることになるのです。
夢は必ず叶うのだと、ファンだけでなく多くの人に伝えてくれました。
最上もがの突然の脱退報告と新メンバー
その後の2017年、当時人気メンバーだった最上もがの脱退にメディアも騒然。
突然の出来事に、でんぱ組.incはこれからどうなってしまうのかとファンにも不安が募りました。
しかし同年12月、現メンバーの鹿目凛と根本凪が加入。なんとこの2人は、でんぱ組.incに憧れてアイドルを目指すことになったのです。
アイドルになることを夢見ていた彼女たちが、いつしかアイドルを目指す女の子たちの憧れとなっていた。
こんなドラマチックなストーリーが生まれた瞬間でした。
これが新たな夢の始まりとなるのでしょうか。今後の活躍から目が離せませんね。
でんぱ組.incらしさを感じるシングル『アキハバライフ♪』
勢いよく鳴る笛の合図で始まる『アキハバライフ♪』は、軽快でポップなリズムや、どこか懐かしさを感じさせるような雰囲気が特徴的です。
なにより秋葉原の街に合う、賑やかで個性的なメロディがクセになりますね。
また、メンバー1人1人のソロがあること、所々に掛け声などがあることから、ライブでも盛り上がるのではないでしょうか。
『アキハバライフ♪』の作詞作曲は歌手のたむらぱん!
『アキハバライフ♪』の作詞作曲を手掛けているのは、本名・田村歩美ことたむらぱんさん。
たむらぱんさんは、シンガーソングライターとしての活動はもちろんのこと、数々のアーティストに楽曲提供を行っています。
キャッチ-で穏やかな雰囲気の中に、どこか寂しさや切なさを織り交ぜた音楽性が特徴的です。
作詞作曲へのこだわりは?
たむらぱんさんが楽曲提供をする際に大切にしていることは、歌ってもらう歌手の“今の気持ち”に重点を置くということ。
歌う側がリアルに感情移入できるような作詞作曲作りを心がけているそうです。
作詞作曲を手掛けた『アキハバライフ♪』でも、でんぱ組.incの今の気持ちや今までの活動を振り返って思うことなどを参考にしています。
夢を追いかける彼女たちの原点となった秋葉原をテーマにしました。
『アキハバライフ♪』は、でんぱ組.incの軌跡を物語る、明るく前向きな楽曲となっています。
『アキハバライフ♪』の歌詞の意味を解釈
ここからは、『アキハバライフ♪』の歌詞の意味について迫っていきましょう。