コブクロ初期の名曲
「宝島」(たからじま)は、コブクロの楽曲で、7枚目のシングル。2003年4月9日発売。発売元はワーナーミュージック・ジャパン。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/宝島_(コブクロの曲)
「宝島」はコブクロのキャリアの中でも初期の作品ですが、「歌詞が心に響く!」という声が多く、不動の人気を誇る名曲です。
のちの「ALL SINGLES BEST」や「ALL TIME BEST 1998-2018」といったベスト盤にも収められています。
そのため、リアルタイムではなくベスト盤でこの曲を知った、という人も多いのではないでしょうか。
ライブでも盛り上がる一曲
「宝島」が演奏された一番最近のライブは「コブクロファンフェスタ2017」です。
しかし残念ながら、このライブの模様を収めたDVDやBlu-rayはファンクラブ会員限定販売のため、手に入れるのが難しい作品です。
一般で販売されているライブ作品で最近の「宝島」が聴けるのは、2006年のライブツアー「`06 “Way Back to Tomorrow" FINAL」。
ライブで頻繁に演奏している曲ではないからこそ、セットリストに入っているとファンが一体となって盛り上がる曲となっています。
歌詞を独自考察
僕たちしか知らない場所
純粋だったあの頃
小さなビー玉越しに 真っすぐな空 透かして
ゆがんで見える雲に ムネ躍らせた頃
出典: 宝島/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
ビー玉はガラスでできているので、そこから覗いた景色はいびつになります。
景色が変形するということが、単純に面白かったということ。
ビー玉をおもちゃとして持っているような年頃だったということ。
その2つを考えると、この歌詞からはあどけない子供の頃がイメージされます。
真っ直ぐなものさえ曲がって見える今
今じゃ信じたものが 時々ゆがんで見えるよ
何もかもが綺麗なあの頃 ふたりで見つけた
出典: 宝島/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
純粋だった子供の頃から一転、今はまっすぐだと思っていたものが曲がって見えるようになっています。
主人公はもう大人で、ゆがんだ景色を面白がっていた子供の頃を回想しているようです。
「何もかもが~」というフレーズからもわかるように、見るもの全てがキラキラしていた子供時代。
そこで見つけたものは何だったのでしょうか?