興奮が最高潮に達して激突する寸前のようです。

1 2 3 4 心拍数を上げて床を叩け
5 6 7 8 ヒューズを切って獲物を解き放て

どっから見たって美味そうじゃないけど一口でいくんだ
理屈なんてない残酷な世界にお前は挑むんだ

出典: INTO THE DEEP/作詞:Jean-Ken Johnny 作曲:Jean-Ken Johnny

ボクサーがリングに上がり、相手を目の前にして挑発し鼻息荒くゴングを待つ、そんな緊張感です。

内側から自分を鼓舞するようにアドレナリンが大量に放出しています。

相手を睨みつけるボクサーにトレーナーが声をかけてテンションを上げます。

殺るか殺られるか、誰も助けてはくれないし止められない弱肉強食の世界。

そこに理屈や言い訳なんて存在しないし、どうでもいい、ただただ闘うだけの残酷な世界です。

高鳴る鼓動、冴え渡る五感、爆発寸前の魂、もう誰も止められない瞬間が始まろうとしています。

自らを煽る

Wait in the line waiting to burn Sometimes we bleed sometimes we learn
Inside your mind inside you know Got to release what’s in your soul

出典: INTO THE DEEP/作詞:Jean-Ken Johnny 作曲:Jean-Ken Johnny

目の前のモンスターに対して闘争心を最高潮まで昂ぶらせるために、自分を煽っています。

時に傷つき 時には学び 心が燃える瞬間を待っているんだ
お前の中でくすぶる魂を解き放つべきだって分かってるんだろ

出典: INTO THE DEEP/作詞:Jean-Ken Johnny 作曲:Jean-Ken Johnny

身も心もリミッターを完全解放して、微塵も躊躇することなく立ち向かっていけ!

そんな声が聞こえてきそうです。

何か大きなものに立ち向かう時、自分を鼓舞すると同時に怖さも感じます。

足が震えて弱気になりそうな自分に活を入れる、そんな経験あると思います。

私たちの日常に置き換えると、そんなことも当てはまるのではないでしょうか。

ゴングが鳴る

What would you do Where can we go Why are we here Nobody knows
Now on the edge Here we arrive Into the deep Collapse and dive

出典: INTO THE DEEP/作詞:Jean-Ken Johnny 作曲:Jean-Ken Johnny

このパートの解釈はとても難しく感じます。

さぁ、お前はどうする?どこに行く?ここにいる理由なんて誰も分からない
深く傷ついてイラついてるんだろ 飛び込んで叩き潰せ

出典: INTO THE DEEP/作詞:Jean-Ken Johnny 作曲:Jean-Ken Johnny

”on the edge”は、崖っぷち、不安になる、イライラする、などの意味があります。

いずれにしても、ギリギリの状態まで追い込まれている様子がうかがえます。

かなり曲解して和訳しましたが、もう逃げられない、選択肢がない状況と解釈しました。

この状況を打開するには、目の前のモンスターを倒すしかない。

いよいよ戦いのゴングが鳴ります。

これまでのモヤモヤとした鬱憤をすべてぶつけろ、といった感じです。

もっと深く

Fall and dive Into the deep Into the deep we
Fall and ride Into the deep Into the deep we dive
Same dream running from something and nowhere to hide
In the flames I try to gather my ashes to revive

出典: INTO THE DEEP/作詞:Jean-Ken Johnny 作曲:Jean-Ken Johnny

サビでもあり、この楽曲のキーワード”deep”が連呼されます。

もっと深く潜るんだ もっと深く
もっと深く潜るんだ もっともっと
隠れる場所もなく何かから逃げる同じ夢
炎の中で灰を集めて蘇るんだ

出典: INTO THE DEEP/作詞:Jean-Ken Johnny 作曲:Jean-Ken Johnny