桜高軽音部「Don’t say “lazy”」

桜高軽音部とは

桜高軽音部【Don’t say “lazy”】歌詞の意味考察!なぜ絶体絶命なの?crazyな事とはの画像

今回ご紹介する「Don’t say “lazy”」を歌うのは桜高軽音部

TVアニメ「けいおん!」のキャラクターによるユニットです。

メンバーは軽音楽部に所属する平沢唯秋山澪田井中律琴吹紬の4人。

声優はそれぞれ豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子が担当しています。

桜高軽音部は彼女たちが高校1年生の時に結成されたバンド

2年生になると後輩の中野梓が入部し、5人編成となったタイミングで放課後ティータイムバンド名を変更します。

この曲には放課後ティータイムになってから収録されたものもあるので、聴き比べてみるとおもしろいかもしれません。

今回のボーカルは秋山澪

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桜高軽音部にはメインボーカルを務める人物が2人います。

ギターを担当する平沢唯と、ベースを担当する秋山澪。

曲によってボーカルが変わるのですが、「Don’t say “lazy”」では秋山澪がメインボーカルを務めました。

棲み分けとしては可愛らしい曲は平沢唯、かっこいい曲は秋山澪となることが多いようです。

「Don’t say “lazy”」には秋山澪のクールな歌声がとてもマッチしています。

タイトルの意味とは

桜高軽音部【Don’t say “lazy”】歌詞の意味考察!なぜ絶体絶命なの?crazyな事とはの画像

曲のタイトルである「Don’t say “lazy”」とはどういう意味なのでしょうか。

日本語にすると「怠け者だと言わないで」といったところ。

この曲の主人公はおそらく彼女たち自身。

自分たちを怠け者だと言わないでという気持ちを歌にぶつけているのです。

しかし歌詞を見ていくと、「これは怠けているということでは…?」と思わざるをえない場面が。

彼女たちがそれに対してどう言い訳をしていくのかがこの曲の見どころといえます。

ではさっそく歌詞を細かく考察していきましょう。

クレイジーな主人公

Please don't say "You are lazy"
だって本当はcrazy

出典: Don’t say “lazy”/作詞:大森祥子 作曲:前澤寛之

「Don’t say “lazy”」は疾走感のあるサビから始まります。

そして冒頭にはタイトルを彷彿とさせるフレーズが。

彼女たちは自分が怠け者なのではなく、クレイジーなのだと主張します。

クレイジーとは狂っている、どうかしているといった訳が一般的。

ネガティブな表現だと思われがちですが、実は褒め言葉として使うことも。

ポジティブな意味で「すごい」「ヤバイ」といった表現として使われることもある単語なのです。

この歌詞では自分たちのことを褒めているようなので、ポジティブな表現で使っているのだと思われます。

白鳥たちはそう
見えないとこでバタ足するんです

出典: Don’t say “lazy”/作詞:大森祥子 作曲:前澤寛之

自分のことを白鳥に重ねる主人公。

白鳥といえばとても優雅なイメージですが、そんな白鳥も誰も見ていないところで努力をしているというのです。

つまり自分たちも誰にも見えないところで頑張っているのだと主張しているのでしょう。

本能に従順忠実 翻弄も重々承知
前途洋々だし…
だからたまに休憩しちゃうんです

出典: Don’t say “lazy”/作詞:大森祥子 作曲:前澤寛之

自分たちの人生はまだまだこれから。

しかもその人生はとても輝いているのだといっています。

だから少しくらいは休んだっていいでしょ?というのが彼女たちの言い分。

ついさっきまでは努力をしていると主張していたのに、可愛らしい矛盾が見られる出だしとなりました。

常識はずれな存在

自分を甘やかすのも大切