ONE OK ROCK 3rdアルバム『感情エフェクト』
「20 years old」収録アルバム
「20 years old」の収録されているアルバムは『感情エフェクト』。
ONE OK ROCKの3枚目となるオリジナル・アルバムです。
このアルバムは2008年の11月に発売されていますが、この年にはもう1枚、5月に2ndアルバムとなる『BEAM OF LIGHT』をリリースしています。
随分と短期間でのリリースですよね。でもこれで驚いてはいけません。
実はONE OK ROCKのメジャーでの1stアルバムは、2007年11月に発売されているんです。
1年弱で3枚のアルバムをリリースって、ちょっとすごいと思いませんか?
ONE OK ROCKは様々に音楽性を変化させることでも知られていますが、このアルバムまでは比較的初期の雰囲気を残している、とよく言われます。
それは、このバンド初期における短期間のリリースにも起因しているのかもしれないですね。
『感情エフェクト』にシングル曲はあるの?
シークレットトラックが登場!
この『感情エフェクト』から、現在まで恒例となっているアルバムの初回限定盤の最後にシークレットトラックが収録されるようになりました。
ちなみにこのアルバムでのシークレットトラックは「ボサノバ」です。最終曲「JUST」の終了から約5分後に収録されています。
このアルバムのリリースの翌年、バンドは4月に一時活動休止、1月から行われていた全国28会場31公演を予定していたツアーも途中中断となりました。
5月にはメンバーでギターを担当していたAlexが脱退、9月に活動再開し、改めてツアーを行いました。
この翌年、復帰作としてリリースしたシングル「完全感覚Dreamer」が大ヒット、ONE OK ROCKの快進撃が始まることになります。
「20 years old」の歌詞を考察
和訳もチェック!
Hey brother I got something to say
その手上げ Every body right now!
Hey sister are you looking my way yeah
Doesn't matter what ever they say
出典: 20 years old/作詞:Taka 作曲:Taka
言いたいことがある
【よう兄弟、言いたいことがあるんだ】
その手上げ、【みんな、今だろ!】
【よう、みんな、僕の行く末を眺めてんだろ
何にも問題ないぜ、あいつらが何を言ったって】
消えるモノと消えないモノ一つずつを
持ち合わせた何とも憎い僕
日々の中で忘れたり落としたりしていたモノは実は
僕が着せ替えていた
出典: 20 years old/作詞:Taka 作曲:Taka
何かを手に入れたと思ったら、何かがすり抜けていったり
いっつも僕はそんな風で、自分で自分が嫌になるけど
失ってしまったものはほんとは無くて
そこにちゃんとあるのに 勝手に僕がその時々の自分の都合や気分で見えなくしたり、失くしたように思っていたんだ
よせる人の波の中じゃ何も気付けなくて
かえす波の中で何かを悟り気付いた Ah
20 years old and you gotta let me know?
何から何を着せ替えてきて何を犠牲にしたの?
もしも気付かず進み続け10年後の僕はどうなるの?
Somebody I would never want to be
『どうしてかはわからずな』の No No!!
出典: 20 years old/作詞:Taka 作曲:Taka
周りに人がいる時は有頂天になっていて何もわからなくて
身近な人たちが去って行ってから、気が付いたんだ
【20歳、いったい何をもたらすんだ?】
一体どれだけのものを取り違えて、はき違えて、意味を見失ってきたんだろう?
それに気付くことのないまま30歳になったら、いったい僕はどんな人間になるんだろう
【僕が、絶対になりたくない奴】
『どうしてかはわからず』なんてふざけてんじゃねぇ!
気付けばホラ!!僕の中にあるいくつかのモノ
はもう過去と比べられて
感じたモノ全てが宝物のはずなのに
月日経てば飽きるのは何故なの?
よせる人の波はただただ慌しくて
かえす波は実は寂しさしかない…。
出典: 20 years old/作詞:Taka 作曲:Taka