【それでも好きで/erica】歌詞の意味を知ると感動が深まる…！別れても"好き"の気持ちは消えない

付き合う期間が長くなるほどお互いになれ合い、これが別れの原因となり得ます。

このことは全ての人に起こりえる可能性があるもので、他人事ではありません。

もしあなたが彼と些細なことでケンカをする状況であれば、一度冷静になる必要があります。

落ち着くことで彼が本当に必要な人なのかを判断できるからです。

その場の流れに身を任せてしまうと、取り返しのつかない状況に陥ることでしょう。

それではerica「それでも好きで」の中盤に入ります。

引き続きお付き合いください。

彼女は彼のあらゆるワガママを許し続けていました。

それに甘えてしまいやりたい放題に、好き勝手なことをしていたのです。

彼はその甘さに今更ながら気づき、後悔しています。

彼目線の歌詞から想像すると、その彼女は相当にできた人間だったのでしょう。

しかしそれが結局は、別れまで発展してしまった原因ともいえます。

途中で彼に何かしらの警告をしておけば、別れてはいなかったかもしれません。

彼の本心は彼女に待っていて欲しいと考えています。

しかしその言葉はあまりにも虫の良すぎる話で、伝えたくてもそれはかないません。

これまでの経緯から彼が何をいったところで信じて貰えないでしょう。

彼の残された道は、自らの行動で示すことだけです。

たとえ彼が成長できた時に、彼女が幸せになっていたとしても仕方がありません。

仮に最悪な状況であったとしても、彼女のおかげで彼は成長できたのですから。

自らを成長させる決意をした彼は、またはじめて出会えた時のような再会を夢見ます。

はじめて出会えた時は自然と彼女に引き寄せられ、いつの間にか夢中になっていました。

この気持ちは彼女も同じであり、そのような出会いを再びしたいのです。

この願いが風に乗って彼女の元に届くことを祈るのでした。

これまでワガママだった彼は、本当に変わらなければならないと考えています。

周囲から変わったと口にされるようになるまでに何年かかるかわかりません。

しかし今回の決意はどんなことがあっても揺らがない強い意志を感じます。

たとえ何年かかったとしても、本当の大人になって彼女の前に現れようとしているのです。

その時に最悪な状況であったとしても、成長できた彼であれば心から祝福できるでしょう。

人の気持ちというのは別れたからといって、きっぱり割り切れるものでもありません。

辛く悩む時期を過ごし、次第に新しい道へと進むものです。

しかしその別れに相当の後悔が残るのであれば、話は全く変わってきます。

いつまでたっても新たな道が見つからず、何とかしようと悩み続けるのです。

本当であれば別れる前に考えれば良いのでしょうが、その当時はなかなか上手くいきません。

こんな状況にならないためにも、愛する人を大切にしたいと考えてしまいます。

ではいよいよ本作の終盤に突入です。

引き続きお楽しみください。