ここでは中居正広の感情をストレートに表現しています。
自分のソロ曲が始まると席を立つファンの人へ向けて、もっと愛して欲しいと訴えているのです。
トイレットペーパーと自分を重ねながら、まだ一緒にいたいんだという感情を伝えていきます。
ライブはタオルやうちわを振り回しながら、盛りあがって楽しむものです。
曲中では手に持ったものを思い切り振って燃え尽きる程楽しもう、と誘っています。
俺とヤツからの交互のメッセージ
Yo! トイレに行ってんじゃねーよ
Yo! 用はお先にすませておかないと
Yo! 今行っても並んでんよ きっとよ
Yo! おシリはちゃんと拭いてないと ついちゃってんぞ
Wo Wo 歌ってんのにぞろぞろ立つんじゃねーよ
Wo Wo 紙がなくて焦ってんじゃねーよ
Wo Wo 俺だってがんばってんべ
とっぺえこと言ってねえで とにかく早く戻ってこい!
出典: トイレットペッパーマン/作詞:井手コウジ 作曲:N.マッピー
ここでは中居正広自身とヤツが交互に語りかけます。
まさに彼自身の本心であり、最もファンにいってやりたい言葉なのでしょう。
今トイレにいっても、皆がいっているからどうせ混んでいるよ…。
俺だって頑張って歌っているんだから皆揃ってトイレタイムをしてんじゃねぇ、と正面からいうのです。
一方、ヤツはトイレ事情を説明しつつ中居正広を援護しているのではないでしょうか。
そしてセコイこといってないで、早く歌を聴きに戻って来いと絶叫するのです。
少しの嫉妬をプラスした歌詞
本曲の歌詞はSMAPメンバーの名前を出すことで、よりリアルに笑いを取っています。
中居正広だからこそ歌える曲といえそうです。
順不同になりますが、少しの嫉妬を追加し捻りの効いた歌詞を見ていきましょう。
慎吾ファンへ
男子トイレの親子連れ
ひきこもってないでさっさとしましてGet Out
女子トイレの慎吾ファン
もらしちゃって 困っちゃって 急いでパンツ上げ
とにかく出てこい
Let's Go!
出典: トイレットペッパーマン/作詞:井手コウジ 作曲:N.マッピー
自分のソロ曲が始まるまでトイレを我慢していた人へ、皮肉を込めて忠告しています。
SMAPは1988年に結成されたという長い歴史をもっており、親子二世代でファンという人も多いのでしょう。
ゆえに親子連れというフレーズが出てくるのです。
子供がライブに疲れ、トイレで少し休憩しているのかもしれません。
そして慎吾ファンは、他の曲を聴き逃さないようにずっと我慢していたのです。
自分の曲になって、急いでトイレに向かった様子がうかがえます。
何でもいいから、とにかく出てきて俺の歌を聴いて欲しい…。
トイレの中まで聴こえるように、そんな気持ちで歌っているのかもしれません。
剛ファンへ
男子トイレの親子連れ
ついでに一服しないでさっさとGet Out
女子トイレの剛ファン
化粧なんか 直してないで 急いでパンツ上げ
とにかく出てこい
Let's Go!
出典: トイレットペッパーマン/作詞:井手コウジ 作曲:N.マッピー
自分のソロ曲が終わるまでゆっくりと化粧を直している人へ、思いをぶつけています。
ライブで盛り上がり化粧を崩してしまった剛ファン…。
彼女たちの姿は中居正広の歌=休憩タイムという方程式が浮かんでくるようです。
トイレにいって、直ぐに戻ってこようとしないファンへ自分の歌は休憩時間ではないと告げています。
ファンの女の子たちがトイレで何をしているのかわかっている、という暴露的な歌詞もさすがです。
タイミングが悪いから
俺とヤツの共通点を並べることで、自虐性をアップさせ同時にコミカルさもプラスされています。
ちょうどいい時間帯だから
俺もヤツも 出るタイミング ひたすら悪い
キバれよ ぶちまけ ストレスも飛ばせ
ふんばる時は 腹の底から 力を入れろ
燃えろ 芯だけになるまで
トイレットペッパーマン! Yeah!
出典: トイレットペッパーマン/作詞:井手コウジ 作曲:N.マッピー