スティーヴ・アオキ【Waste It On Me feat. BTS】歌詞の意味を独自解釈！和訳付き

日系アメリカ人スティーヴ・アオキとBTSが夢の共演！

もともと兄弟のように仲が良いといわれる2者の共演ですが、ファンにとってはうれしいニュースです。

「Waste It On Me feat. BTS」は甘くささやくような声がシビれるナンバー。

中毒性のあるリズムとハイトーンボイスが重なり、素晴らしい楽曲となっています。

今までスティーヴ・アオキを知らなかった人もこの曲を聴けば彼の音楽センスの良さが分かることでしょう。

そして素晴らしいのは音楽センスだけではありません。

独特のユーモアセンスというか、なんだか笑える面白い動画を作っているんです。

アメリカから見たアジア人はこんな感じでしょうか？

アジア系アメリカ人のユニークな演技にふっと笑いがこみあげてきます。

もちろん歌っているのはBTSで、動画に登場するアクターではありません。

でもこのアジア人アクターが動画にいい味を出しているんです。

それにしてもものすごい存在感！

彼はKen Jeong（ケン・チョン）というコメディアンだということ。

彼なしにはこの動画は生まれなかったといっても過言ではないでしょう！

くすりと笑えるMVをチェックしたところで、次はタイトルについて考えていきましょう。

タイトルは「Waste It On Me」。

直訳すると「私に消費してくれないか？」。

Wasteは時間を無駄にするということなので「その時間を私にくれないか？」というような意味になります。

時間を無駄にしてでも自分とつきあって欲しい。

主人公は男性で、とあるバーで女性をくどいているといったシチュエーションではないでしょうか。

英語だと余計に甘く聴こえるのは気のせい？

彼はどうしてもものにしたい彼女を見つけたのでしょうか？

それではさっそく、歌詞の意味を和訳付きで解釈していきましょう！

『恋愛なんて複雑すぎるって言ってたっけ

　恋愛なんて上手くいかないって言ってたっけ

　もう恋なんてしたくないって

　（もう恋なんてしたくないって）

　ベイビー、僕だって知らない人じゃないんだよ

　失恋や心の痛みなんてまっぴら

　いつでも恋を手放してきたんだから　

　（いつでも恋を手放してきたんだから）』

数々の失恋を繰り返し、恋愛にネガティブになっている女性がいます。

何をやっても結局別れがくるのだから、もう恋なんてまっぴら！

そんな投げやりな感情が伝わってきます。

確かに失恋したあとは、もう恋なんてしたくないと思うもの。

しかしそんな彼女に歩み寄る男性がいるのです。

男性は自分だって同じように恋の痛みを知っていると、恋愛経験があることを伝えます。

いつだって恋はそうなるもの。

そう言われても、女性の心には響きません。

女性はいつでもただ話を聞いてほしいもの。

男性にあれこれ言われたからといって全く響かないのです。

きっとこの女性はニコリともしないのでしょう。

つれない彼女を見て、男性の心に余計に火がついてしまうことは彼女には分かるはずもありません。

『それにそんなの正すことなんてできないんだ

　それに君のハートを変えることだってできないんだ（君のハートを）

　でもね、僕たちは今夜出会ったよね

　だからもし愛が他の何物でもなく

　時間の無駄でしかないんだったら…』

女性のつれない態度は無視して、男性はどんどん突き進みます。

出会ったことは奇跡というふうにつなげるのです。

恋愛は時間の無駄と決めつける彼女を長々と口説きおとそうという作戦でしょうか。

いろいろ言われると余計に腹がたってくるのが女性ですが、そんなことはお構いなし。

男性はなんとしても彼女を手に入れたいようです。