定期的にTAKUYA∞氏を襲う鬱気分。
沈滞、浮上、沈滞、浮上…。
そうやって、“これから一生(=畢生)悩んでは明るさを取り戻すことを繰り返す”。
これはそんな憂いを歌う曲なのかもしれません。
はたから見れば完全な成功者に見える彼ら。
ですが、その陰にはときに沈鬱な表情が見え隠れします。
ファンにとってこういう弱気の表出は、親近感に繋がりますね。
「雲の上の存在のような彼らにも悩みがあるのだな」という親近感。
「初心忘れるべからず」
年齢的にも落ち着いています。
ですが、ときに“若年期のころのひたすら前向きな時代”を終え、方向性に悩む日もあるのでしょう。
「かっこいい最高の音を創る!」と意気込んでいたまっすぐなあの頃に戻りたい。
(もしかするとUVERworldは、もはやかっこいい音を創りすぎてしまったのかもしれませんが)
燃え尽きずに熱意をもって活動を継続する。
これは生半可なことではない筈です。
プロであっても創作の熱意を保ち続けるのは難しいのでしょうね。
UVERworldにも、音と向き合い創作に全力を注いでいるからこそ、ふと力尽きるような瞬間が訪れるのでしょう。
ですがそこでまた初心を思い出して這い上がるのですね。
ライブバージョンを是非
ライブで披露される畢生皐月プロローグ。
CDだけではわからない迫力とかっこよさに注目です。
サビは一見脱力した穏やかな歌声ですが、最後はアグレッシブなロック調の歌い方に。
ぜひ歌詞の世界観に触れた後に、映像をご覧ください。
「畢生皐月プロローグ」歌詞まとめ
「畢生皐月プロローグ」の歌詞を掘り下げることで見えてきた、UVERworldの意外な一面。
作詞作業には“本音の表出”が伴います。
無意識に綴られた詞の奥に見えてくる“何か”。
それをファンとしては読み取りたくなりますね。
遠く雲の上の存在、UVERworld。手の届かない存在。
それでも彼らを少しでも身近に感じたいファンは、歌詞を架け橋にします。
「どんな気持ちで曲を作るのか?歌詞を綴るのか?」。
少しでもUVERworldの世界に近づくために、我々は歌詞を掘り下げるのでしょう。
もっとUVERworldに近づきたい!さらに歌詞を掘り下げよう
UVERworldのTAKUYA∞氏の歌詞はときにリアルすぎるほどにリアル!
ただ聴き惚れるのももちろん素敵。
ですがさらにUVERworldを奥深く堪能したいなら、歌詞に隠された意図や本音を探ってみるのもいいですよ。
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