意味ありげなワード

このまま最後まで

出典: Gang★/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

この部分はかなり意味深です。

最後というのは、遊びの最後ともとれます。

しかしその意味なら流れでわかるので、敢えて歌詞に持ってこなくてもよさそうなものです。

主人公は、もう元いた場所に戻ってこられないと悟っているのかもしれません。

それほどリスキーでも、きっと止めることができないのでしょう。

Gang★の2番を解説

少しトーンが下がり気味な2番Aメロ

指先で刻まれる魔性のエゴイズム
堕ちるのも 飛んじゃうことも
ぜんぜんぜんぜん怖くはないの

出典: Gang★/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

先ほどのサビと比べてみると、少しトーンが落ち着いてきたような印象を受けます。

1番の歌詞から数日たち、シーンが切り替わったのかもしれません。

魔性のエゴイズム

出典: Gang★/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

魔性という言葉はどちらかといえば、男性よりも女性に対して使われることが多いです。

女性の欲望を指しているのでしょう。

そしてそれを見抜いた主人公の姿が浮かんできます。

女性の指の動きをみて、何かストレスが溜まっている様子を察知したのでしょう。

堕ちるのも 飛んじゃうことも

出典: Gang★/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

堕ちるという言葉の意味は、なんとなくはわかります。

大人の遊びに溺れてしまうことを指しているのでしょう。

その次の飛ぶという意味が難しいですね。

堕ちるの延長でしょうか。

2つのワードをみると、飛ぶというのはより取り返しがつかない状態を指していると考えられます。

怖くはないの

出典: Gang★/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

1番から場面が移り変わっていると考えてみましょう。

主人公は、刺激の受けすぎで感覚が麻痺してしまったようです。

もうどうなってもいいと、逆に開き直っているのかもしれません。

今を欲望のままに生きようという感情が強くなっています。

より俯瞰していく2番Bメロ

たかが仮初めの憂き世なら
淫らな生命を燃やしましょう

出典: Gang★/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

2番Aメロでしていた考察の線が色濃くなってきました。

この部分もしっかり1番Bメロと対比させて、古風な表現を使っていますね。

仮初めの憂き世

出典: Gang★/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治