バイト中の彼氏の携帯に、彼女からメッセージが届きます。

会って話したいという彼女に対し、彼氏が返した返事は「ごめん忙しいかも」。

彼氏には彼氏の事情があったのでしょう。

それでも、2人の心の距離を感じずにはいられない会話ですね。

相手への不満が次第に大きくなっていき、いつからか自分のことしか考えられなくなっていた。

大切なものを失ってから、そのことに気づくのでしょう。

あの時、ちゃんと彼女の話を聞いていれば……。

そんな風に後悔する日が、いつか訪れるかもしれません。

彼氏はきっと、彼女が寂しいと思っていることに、気づいていなかったのでしょうね。

まだ愛しているけれど...

彼氏からの返信を見て、彼女はがっくりと肩を落とします。

彼女が別れを決意したのは、もしかしたらこの時だったのかもしれません。

その後は、彼女が再び部屋に1人でいるシーンに変わります。

この時も、携帯をじっと見つめている彼女。

彼氏と過ごした日々を思い出しながら、今でも彼氏からの連絡があるのを待っているのかもしれません。

別れると決意したにも関わらず、何かを期待してしまう。

彼女の中にはまだ、彼氏のことを愛する気持ちが残っているのでしょう。

しかし、彼女はやがてスーツケースを持って、部屋から出ていってしまいます。

そうとは知らずバイトをしている彼氏の姿に、なんだかやるせない気持ちになりますね。

もう一度話し合えたら...

そして訪れる別れの時。

互いに未練を抱えたまま、2人は離れ離れになってしまいます。

せめてもう一度、話し合うことができていたら……。

そんなことを考えずにはいられないラストですね。

追いかけても彼女はもういない

バイト終わりと思われる彼氏が、携帯を見てはっとした表情を浮かべます。

ついに彼女から、別れを告げられてしまったのでしょう。

彼氏は急いで走り出しますが、彼女の姿はもうどこにもありません。

この時、彼氏は小さな紙袋を持っています。

これは彼女へのプレゼントでしょうか。

もしかしたら、バイトは彼女のためにしていたのかもしれません。

どこまでもすれ違ってしまった2人。

彼氏は、少し前まで彼女がいた場所で電話をかけます。

その電話に彼女が出ることは、きっとないのでしょうね。

「大嫌い」になれなかった

タクシーに乗る前、彼女が思い出しているのは、彼氏と過ごした幸せな日々。

思い出の中の2人はいつも笑顔で、互いを大切にしている様子が伝わってきます。

しかし、そんな日々とももうさよなら。

彼女は彼氏を待たず、タクシーに乗ってしまいます。

堪えきれず、タクシーの中で涙を流す彼女。

彼氏に対する未練が、涙となって溢れているのでしょう。

まだ彼氏のことを愛している。

それでも彼女が別れを選んだのは、限界を悟ったからなのかもしれません。

彼女は最後まで彼氏のことを、本当の意味での「大嫌い」にはなれなかったのでしょうね。

最後に

當山みれい【大嫌い feat. さなり】MV解説!ラブラブなはずの二人だけど…?結末から目が離せないの画像

未練の残る別れほど、切ないものはありません。

互いに愛想が尽きていたなら、きっと涙を流すこともなかったでしょう。

相手を愛する気持ちがまだあるからこそ、別れが辛くなる。

別れた後も、2人は互いのことを思い出して、後悔と悲しみに暮れる日々を送るはずです。

『大嫌い feat. さなり』は、恋の儚さと失恋の痛みに胸が締め付けられる曲でしたね。

當山みれいのアンサーソング

當山みれいの楽曲には、おすすめのアンサーソングが多くあります。

ぜひ、原曲と併せて聴いてみてください。

當山みれいの『キミの好きなうた』の歌詞解釈を紹介します。UVERworld『君の好きなうた』のアンサーソングであるこの曲は、現在片想い中の人におすすめ。募る恋心と告白に迷う姿を丁寧に描写した歌詞に誰もが共感することでしょう。

『キミの好きなうた』はUVERworld『君の好きなうた』のアンサーソングです。

好きな人に告白したい。

だけど、気持ちを言葉にする勇気がない。

片思いをしているときのじれったい心情が、丁寧に描かれています。

聴き終わった後は、きっと胸がいっぱいになることでしょう。

このかっこいい歌声は何者?と気になっている人も多いはず。KREVAの「音色」のアンサーソング「音色 Regards」を歌っているのは當山みれいです。全米デビューしている當山みれいの「音色 Regards」の歌詞は、愛する人への敬意を表現していると言われていますが、その真相は?歌詞の内容に迫ります。